ヘルレイザーシリーズの原点、「ヘル・レイザー」(←何故か1作目だけ邦題にナカグロが入っている)の≪4Kデジタルリマスター版≫が12月8日より劇場公開されることになりました(ありがとうございます!)。
キャッチ・コピーは「呼ばれて来たぞ」。
ストーリー上その通りなのですが、私ら世代はちょっと「ハクション大魔王」を連想してしまうので、もちっと渋めかアブノーマルな方向にして欲しかったです。
「痛いは嬉しい」とか「剥ぐと裂く、どっちがいい?」とか。
そう言えば、リブート企画ってありましたよね?
アレクサンドル・バスティロとジュリアン・モーリーが監督を務め、クライヴ・バーカーがプロデュースすることが決定…なんてニュースが流れたのが2007年10月。
その後、2011年に「ヘルレイザー:レベレーション」(ヴィクター・ガルシア監督)が作られましたが、こいつは2005年の『ヘルレイザー ヘルワールド』の続編を製作しなければ、『ヘルレイザー』シリーズの権利を失う可能性があることに気づいたディメンション・フィルムズが、急遽製作したは版権維持のための繋ぎ。
リブート版の監督がリチャード・ブルックナーに決まったと報じられたのが2020年5月。
その後は…。また頓挫しちゃった?
完成しておりました。
2022年10月2日の映画祭特別上映と同年10月4日のストリーミング劇場公開でついに陽の目を見て、長きに渡る開発地獄と遅延に終止符が打たれたそうです。
リブート版の目玉は「ピンヘッド」が女性だということ。
おーっとまた世間様に気配りか!?と思いましたが、すでに原作小説『ヘルバウンド』に於いて「セノバイトは女性的な声を持っている」とされており(人間が知覚できる可能性のある性別を示す唯一の手がかり)ある意味、原作に忠実な設定変更のようです。
ただ、そのピンヘッドを演じたジェイミー・クレイトンが御高名なトランスジェンダーと聞いてしまうとまた複雑な心境に。
まあ、日本人の役をK国人が演ったらムカつく感情の横滑りだと思えば、そういうものなのかしらと思わなくもなかったり。
因みに劇中の呼び名は「ピンヘッド」ではなく「聖職者(The Priest)」だそうです(クライヴ・バーカーも「ピンヘッド」の呼称は好きじゃないらしい)。
タイトル画像を明るくした「聖職者」の全貌をどうぞ(右は多分リブート版チャタラー)。
★予告編はこちら。
今回のパズルボックスは動きが複雑そうですね。
ビデオスルーでいいから観られるようにしてほしいなぁ。
★バーカーが関わっていたとされている1作目から4作目までを一気にどうぞ。
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