2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
POVの利点のひとつは“繋ぎ”のカットが必要無い事。時間が飛ぼうが、突然場所が移動しようが「(間の画なんか)撮ってねえ!(んだから繋ぎようがねえ)」。結果、必要なシーンだけをブツ切れコマ切れで並べても違和感が無いどころか、スピーディなテンポを作…
ブルー・オイスター・カルトの『死神』、コーデッツの『ミスター・サンドマン』。 オリジナル「ハロウィン」シリーズで使われ、2007年のリメイク版でも流れた名曲。しかし、ただ元ネタを再利用するだけでは監督ロブ・ゾンビの名がすたる。 ロブの好みが爆発…
ヒロインが幸せであること。それは視聴者にとって最大の喜び。 ヒロインの想いが満たされること。その笑顔の前にはどんな小細工も膝を屈する他ありません。 今宵、夏祭りマジック。 「だがしかし/第7話・夏祭りとほたると…/夏祭りとサヤと…」(2016年2月2…
「弾いっぺぇ持ったか?」 「…3発持った」 「そればっかりで大丈夫だか?」 「ワタリグマは秋田の山さ1頭しかいねぇべ」 「じっちゃ、やっぱりライフルの人たちと大勢でおったほうが安全でねぇべか?」 「あいづはライフルで撃つような熊でね」 「なして!…
アサイラム×アルバトロス×ゾンビで未公開。駄目駄目な先入観が満員御礼フルハウスでしたが、これがなかなかハードな作りで魅せてくれます。 「ゾンビ・アルカトラズ」 (2012年/ニック・ライオン監督) 立ち上がりから「余計な説明は不要」とばかりにサンフ…
不覚…私としたことが大事なニュースを見落としておりました。 「ファンタズム」シリーズの怪人トールマン、アンガス・スクリム氏がお亡くなりになっていました。1月9日・89歳。 ドン・コスカレリ監督が16年ほったらかしにしていたシリーズ最新作に重い腰を…
目まぐるしくメンバーが変わり、何人かは鬼籍に入り、2012年にはリーダー、マーク・リアリが逝去し、それでも尚活動を続けるHR/HMの雄、RIOT。 現在+過去に関わったメンバーは総勢26名。時代によって(ボーカルによって)曲のスタイルも変遷。どのアルバム…
『あっいえあの…助けて頂いてる身分で大変言いにくいんですが、無抵抗ですし殺さなくてもいいんじゃ…』 『麻酔銃を隠してるかも』 『じゃあ、目を潰すとか腕を折るとかはどうです?』 いや、それはそれでどうかと思うぞ。 「亜人/第6話・君もブチ殺してや…
どうも私はガムを噛む音というのが生理的に駄目なようです。なので登場の間中(勿論台詞の合間も)くっちゃらくちゃらとガムを噛み続ける佐野史郎が不愉快千万で。しかも、ラスボスのくせに成敗されないという幕引きにストレスマックス。監督は続編と言う根…
200年前の超新星の爆発がようやく地球に到達…という理由だけで時空が歪んで天変地異。 何かフルチ爺さんの『だって仕方ないじゃろ。地獄の釜が抜けてしまったんじゃから』と共通する無理矢理感に溢れています。 ええ、仕方ないですよ。だって超新星が爆発し…
『しかし、こんな酷い疲労は見たことがない。会社勤めとは魔法少女の戦闘よりも過酷な労働なのかい?』 いえいえ、そのお父さんは特別です(あやうく自分のスチャラカ勤務を反省するところだった…)。 「魔法少女なんてもういいですから。/第6話・会社勤…
2分枠! CM無用、無駄コマ無用。疾風怒濤の120秒一本勝負。本作を見た後「魔法少女なんてもういいですから」(5分枠)を観るとすげー贅沢な時間の使い方をしているような錯覚に陥ります。 ついでに「おしえて!ギャル子ちゃん」(10分枠)を観ると「長ぇん…
全身整形モデルの話ではありません。エド・ゲインと並んでアメリカン・ポップ・カルチャーに黒い影を落とす男、チャールズ・マンソンのお話です。 有罪判決(1971)から5年後、まだ温かいシャロン・テート事件の全貌を描いたテレビ映画。 「ヘルター・スケルタ…
ロックの殿堂入りを果たすディープ・パープルが5月に来日します。 すっかりお爺ちゃんバンドになって敬老ロックの佇まい。楽器系に不安はないのですが、心配のタネはやはりギラン。 直近のライヴ2作をミックスした「スペース・トラッキン」の映像が公開され…
『わしはな、これで人間になったような気がするよ 人のために喜んで死ねるようなら、人間一人前じゃないかな』 用心棒と言えば勇ましいが、仕事はみかじめ回収というケチな浪人・金子市之丞(中村翫右衛門)。 『余計な事だがあいつは俺の女房だ。河内山の…
『真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキックを喰らわせられる男…手加減してもらえると思うなよ? 公衆の面前で俺の(セクハラ)スティールが炸裂するぞ』 舐めた奴は女子供でも容赦しない、その下衆っぷり、鬼畜っぷり。ついて行きますカズマ…
オリエンタル・クンフー・ブームとブラック・スプロイテーション。二つの潮流がシンクロした時代の徒花。 「黒帯ドラゴン[BLACK BELT JONES]」 (1974年/ロバート・クローズ監督) 「燃えよドラゴン」(1973)の監督と出演者が、撮り逃げだ!とばかりにや…
事件が起きない、戦わない、ドジっ娘ではなくしっかり者、お父さんはブラック企業に勤める社畜。 従来フォーマットを無視して、“魔法少女の日常”というニッチな路線に切り込んだ5分(正味3分15秒)アニメ。 5話まで来ましたが本当に何も起きません(笑)。…
1980松田優作版と比較されて「こんなものハードボイルドではない」的に断罪されてしまう事が多いようですが、比べてどうする?確かにハードボイルドとしての空気感は希薄かもしれません。しかし、時代の雲気のようなものは確実に掬っていたと思います。 「野…
(どうすんだこの場合? コレ同士の戦い方は教わってねぇぞ…) (アレと戦った経験なんてない。どうすれば撃退できる? いやそもそも撃退自体可能なのか?) 対峙する黒い幽霊。局の都合とは言え2話連続放送は豪儀。濃縮還元の60分。まずは、 「亜人/第4話…
イーライ・ロス監督のデビュー作「キャビン・フィーバー」がセルフ・プロデュースでリブートされました。 イーライ、めっきり監督作が減ったな…。結局「感謝祭(Thanksgiving)」は撮らんのか。 「キャビン・フィーバー(のリブート版予告編)」 (2016年/…
『こいつは私たちの仇。死ね! 糞ったれのトカゲ野郎!』 何かレレイが悪い顔になっています(笑)。これまでずっとポーカーフェイスだったレレイが初めて見せた感情の発露。 「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり[炎龍編]/第17話・決戦」 (2016年2月5…
昨日のチューブラー・ベルズ繋がりで…。 「サスペリア」「ゾンビ」「フェノミナ」などの音楽手掛けたイタリアン・プログレ・バンド“ゴブリン”。 そのkey奏者クラウディオ・シモネッティが1999年に結成したバンドがデモニア。 コンセプトはズバリ「ホラー映…
曲の冒頭がほんの僅か。たったそれだけなのに作品のカラーを決めてしまう程のインパクト。 道行くシスターの衣装をはためかせる風にすら禍々しい物を感じてしまう名曲。作品は「エクソシスト」。曲は勿論、 チューブラー・ベルズ/マイク・オールドフィール…
森でキャビンでビッグフットでPOV。これだけで大体ストーリーの予想はつきます。そして予想以上の事は何ひとつ起こりません。 究極の予定調和。 「イグジスツ 遭遇」(2014年/エドゥアルド・サンチェス監督) 世界中にフォロワーを生んだ(「俺でも撮れ…
久しぶりにモデルガンなぞ購入してみました。 ルートヴィヒローベ社製ボルヒャルトピストーレ(ボーチャードピストル)C93(ダミーカート仕様。CAW社謹製) 1893年に誕生した世界初のセミオートマチック・ハンドガンです。 一見して印象的なのがグリップ後…
『裏も表も…。伊丹二尉は資源調査に向かっただけであります』 『そうか…他国から請われて戦いに行く馬鹿が、我々の中にもいたようだ』 『馬鹿とは言え日本国民です。見殺しにはできませんね』 『その通りだ諸君! 馬鹿を死なせるな! 加茂一佐、第一戦闘団…
『まさか息子が人間じゃなかったなんて…』 ここ、劇場版では『まさか永井圭が亜人だったなんて…』だったのですが、修正されてしまいました。 母親が息子をフルネームで呼ぶ距離感がとてつもなく不気味だったのに。残念です。 「亜人/第3話・もうダメじゃな…
仮面ライダー45周年記念として、藤岡弘、が本郷猛役で単独主演することになりました。 タイトルは「仮面ライダー1号」 若き日の本郷猛(中央)と現在(左右) 藤岡さん、今月70ですよ。ライダースーツのシルエットが太めだとか、ネオサイクロンもデザインがイマ…