デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

#事件

湖上の煙が取り持つ縁。12月4日はスモーク・オン・ザ・ウォーターの日。

偶然が重なる日ってあるんですねえ。本日12月4日はフランク・ザッパ(1940-1993)の命日。没後の発表まで含めれば、オフィシャルなアルバムだけで120枚は超えているのではないでしょうか。ブートまで入れたら一体どれほどの音源になるのか。聴くだけでライフ…

何と戦う気だアメリカ人。米国スーパーの棚から弾薬が消えた…。

日本のスーパー、ドラッグストアから(マスクに続いて)トイレットペーパーが消失。まさか令和の時代にオイルショックの悪夢を追体験するとは思いませんでした。もうちっと現代人は理知的な生き物かと思っていたのでショック倍増。海の向こうでも似たような…

夢も理想も血糊の彼方。3月13日は(みんな大好き)「新選組の日」

本日3月13日は「新選組の日」(新選組にゆかりのある東京都日野市のNPO法人・日野市観光協会が制定)。1863(文久3)年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選…

原発利権を読み解く2本。「生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言」×「原子力戦争 LOST LOVE」

関電の周りが喧(かまびす)しい。福井県高浜町の元助役を介した実弾謝礼。その額、実に3億円オーバー。 お花畑なコメンテーターさん達は「何故断らない?」「何故返さない?」「コンプライアンスはどうした?」なんて間抜けなことをしたり顔で開陳しており…

たまにはビジネス系(?)記事を。米国視察の思ひ出①「リトルトーキョー大銃撃戦」

プロローグ Act1:転職者の受難 Act2:ダラスの安い日 Act3:ダラスの怖い日 プロローグ 留学などというかっちょいい経験はありませんが、恥ずかしい体験inアメリカならたぁくさんございます。 恥を忍んで告解しましょう。いささか昔話ではありますが、アメリカ…

人形なら何をしても許されるのか? リブ・フリーキー! ダイ・フリーキー!

RANCIDやGREEN DAYのメンバーがシャロン・テート事件を“パンク・スプラッター・パペット・ミュージカル”として映画化。だから何だ?有名どころのミュージシャンが反社会的な映画を撮った…そんな事を“権威”として崇めインモラルだからかっこいいと持ち上げる…

13回目の仮釈放申請ならず。 チャールズ・マンソン死去

チャールズ・マンソンが死去しました。11月19日。搬送先のカリフォルニア州の病院で。83歳。 獄中生活40年越え。2012年に通算12回目の仮釈放申請却下。2027年の次回申請を待たずして無念の(?)病死。 大往生と言って良いのではないでしょうか。 マンソンの…

バンプストックかトリガークランクか。 ラスベガス大乱射事件

米ラスベガスで10月1日午後10時(日本時間2日午後2時)過ぎに起きた大乱射事件。 マンダレイ・ベイ・ホテルの32階から交差点挟んで斜前の野外コンサート会場に向かって銃弾の雨あられ(帝国ホテルから日比谷野音を狙う感じすかね)。 ラスベガス警察による…

判決5年後、まだ温かいシャロン・テート事件の全貌。 へルター・スケルター

全身整形モデルの話ではありません。エド・ゲインと並んでアメリカン・ポップ・カルチャーに黒い影を落とす男、チャールズ・マンソンのお話です。 有罪判決(1971)から5年後、まだ温かいシャロン・テート事件の全貌を描いたテレビ映画。 「ヘルター・スケルタ…

小松無敵! 殺人ブルドーザーとキルドーザー事件

離れ小島の工事現場で無人のブルドーザーが大暴れ。 原因は隕石に付着した“何か”というスティーブン・キングも土下座しそうな超アバウト設定。 登場人物は汗臭いガテン系オヤジ数人のみ(しかし、その中にネヴィル・ブランドがいたりするので侮れない)。 地…

福井、原発、地元権力。 生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言

『原発ジプシーや。あの原発のお人夫さんたち。毎年定検受けんと動かへんのよ、あの原発は』 『定検?』 『定期検査。そのために臨時雇いの人夫さんが大勢集まってくるんよ』『発電所は医者は入りませんで。仲間が傷口をタワシでこすってくれました』 『タワ…

福島、原発、地元利権。 原子力戦争 LOST LOVE

とある施設の正面ゲート。散歩のような出で立ちで中に入ろうとする原田芳雄。“撮影許可は取っているんですか? なければ帰ってください”原田に、ではなく撮影しているカメラに向かって寄ってくる警備員。構わず中に入ろうとする原田。制止する警備員。詰め所…

おばちゃん決死のジェスチャー ここは川崎80s・後編

バイト先の思ひ出、80年代前半の川崎映画街シリーズ後編。私が東映の封切館でモギリをしていたある日の事。「◎△%怒×□α糞*ダー!」突如、人類とは思えぬ言語を駆使して話しかけてくるおっさんが!また、酔っ払いか、と思って腰を上げたら、おっさんの肩越し…

酔っ払いが1インチ・パンチ! ここは川崎80s・前編

バイト先の思ひ出、80年代前半の川崎映画街シリーズ。 映画館で当日券を販売する窓口を「テケツ」と言います。ガラス張りの中で綺麗なお姉さんが微笑んでいるあそこですね(これも今や過去の風物詩か…)。 当時、川崎に綺麗なお姉さんはいなかったので、いか…