
チャールズ・マンソンが死去しました。11月19日。搬送先のカリフォルニア州の病院で。83歳。
獄中生活40年越え。2012年に通算12回目の仮釈放申請却下。2027年の次回申請を待たずして無念の(?)病死。
大往生と言って良いのではないでしょうか。
マンソンの所業については「ヘルター・スケルター」(全身整形女の話じゃないぞ)のレビューを御参照ください。
マンソンを語る時、必ずセットになっているのがシャロン・テート。そして、ロマン・ポランスキー。

嗚呼、勿体無い…。
ポランスキーは出産間近の愛妻を虐殺された純粋被害者ですが、「ヘルター・スケルター」公開翌年の1977年にやらかした事件(ジャック・ニコルソン邸で当時13歳の子役モデルとアナルセックス)のおかげで、被害者の色合いが薄くなってしまいました。
司法取引で法定強姦の有罪判決を受けていますが、実刑換算すると懲役50年以上。マンソンより長い獄中生活を送っていたかもしれません。
※ポランスキーで1本なら「ローズマリーの赤ちゃん」ですが、2本選んでいいなら「ナインス・ゲート」です。
★ご参考