本日3月13日は「新選組の日」(新選組にゆかりのある東京都日野市のNPO法人・日野市観光協会が制定)。
1863(文久3)年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足いたしました(正式に隊名が新選組になるのは9月ですが…)。
allcinemaで検索をかけましたら、「新選組」を冠する映画・テレビ(アニメ含む)が23本、同じく「新撰組」を冠するタイトルが12本ありました。
近藤勇や土方歳三、沖田総司など個人名タイトルを加えると更に。
合計35本+α。みんな大好き新選組。
曼荼羅畑でも何本か取り上げておりますが、印象深いのはVシネオールスター版「実録 新選組」と岡本喜八版「大菩薩峠」。
キャラ的に推しなのは、(序盤の斬られ役)芹沢鴨。
芹沢を魅力的に描けるか、はとりもなおさず近藤のキャラを立たせることが出来るか、の試金石。
局中法度による粛清を繰り返し、歴史の潮目を読み誤った挙句、最後は賊軍として追われる身となった新選組。
夢も理想も血糊の彼方。赤穂浪士とは一味違う滅びの美学。
ぼちぼち大河で仁義なき戦いオマージュな殺伐系新選組やってくれませんかね。