デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

花鳥風月! 魔法少女なんてもういいですから ♯2-5

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事件が起きない、戦わない、ドジっ娘ではなくしっかり者、お父さんはブラック企業に勤める社畜
 
従来フォーマットを無視して、“魔法少女の日常”というニッチな路線に切り込んだ5分(正味315秒)アニメ。
 
5話まで来ましたが本当に何も起きません(笑)。いや、土台3分強で話を進めろというのが無理難題というものでしょう。
 
魔法少女なんてもういいですから/第5話・私は水着に変身するのが嫌です」201628日深夜TOKYO MX放送/米田和弘演出)
 
魔法少女に変身して水を操れる能力を得たゆずか。
 
折角なので色々試してみたいものの、変身後のコスチュームが水着なので人前では(特にゆずかを魔法少女にした変態陰獣ミトンの前では)変身したくない。
 
こっそりお風呂場で小声で変身。作り出した水をアヒルやお魚の形にしてファンタジーワールド…ってこれって「このすば」で女神アクアが習得していた宴会芸スキル“花鳥風月”ですよね。流行っているのか、宴会芸。


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健気な努力も虚しく、変身の事実はミトンに筒抜け(腕輪から変身データがミトンに飛ぶらしい)。
 
「(試すなら)ここで変身すればいいのに」
 
女子中学生相手にセクハラかますミトンにゆずかブチ切れ…たのですが、気持ちは言葉にならず無言の主張。


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「うぽって」のエルを思い出しますね。


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地団駄を踏むゆずか可愛すぎ。右は目で怒りを訴える「うぽって」のエル。
 
もうひとつ、本作の特徴はパートナー(ゆずか曰く「そういう他人」)ミトンの受難。
 
「まどか☆マギカ」キュゥべえのように普通は少女に魔法少女という受難を与える役どころですが、こっちではタワシでこすられ、貸しを作られ、ゆずかの友人(ちょっと百合入ってます)ちやには鷲掴みにされた挙句、地面に叩きつけられ…。


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見えないはずのミトンを視認して攻撃かますちや。
 
自業自得(でもない時もありますが…)とはいえご愁傷様です。

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