柊(ひいらぎ)うてな。地味で目立たない(ステルス性能抜群な)中学生。
興味の大半は魔法少女。今日も大空で悪の組織と闘う魔法少女を見上げて憧憬のまなざし。
『憧れるなあ。私もあんなふうになれたら…』
『してみるかい?変身』
振り向けば猫のような使い魔のような黒い生き物がふ~わふわ。
『うはー!平凡な少女の前に突然現れ、変身する力を与えてくれるマスコット的な奴だー!』
『柊うてな、君には選ばれし力がある』
クリスマスツリーのてっぺんにつけるようなお星さまアクセサリーを与えられたうてなは光に包まれて魔法少女に…魔法少女に?
いやこれどう見ても悪役コスなんですが…。
『当然だろ。だって、キミの選ばれし力っていうのは、悪の組織の女幹部の力だよ?』
悪の組織!? じゃあヤメますと言ったら、今の変身バンクの動画をSNSで拡散すると。
悪の組織の契約にキャンセルとかクーリング・オフの概念はないようです(代わりに脅迫とか恫喝ならある)。
キュゥべえ…じゃないヴェナリータと名乗るマスコット的な奴の言う「選ばれし力(ある種の才能と言うか性癖)」とは一体…。
「魔法少女にあこがれて/第1話・悪の女幹部、誕生!?」(2024年1月3日TOKYO MX放送/鈴木理人演出)
令和6年、一発目の「第1話くらいは観てみよう」第1弾はあらぬ方向に振り切りそうな変態魔法少女物語(昨日の外道魔法少女からいい感じの繋ぎ)。
露出過多な衣装であわわおよよなうてなの前に現れた魔法少女トリオ(トレスマジア)。
事情を訴えても聞いてもらえず。このままでは悪の幹部として成敗されてしまう。
『これを使うといいよ』
ヴェナリータがそっと差し出したのはムーンスティックでもペペルトポロンでもなく「フルスタ・ドミナツィオーネ(支配の鞭)」。
これで花壇の花を打ったら、巨大化フラワーが魔法少女を触手攻撃。
ここで本作の方向性確認。あーそーゆー方向なのね。
そーゆー方向👇。原作よりかなり「盛って」います。
触手責めに苦しむ魔法少女を見て、うてなの体に疼痛のような快感が…。
『お、おかしいな私…ヘンな気持ちになっちゃう!』
更に追い打ち悪魔の甘言。
『何を言っているんだい? 次は自分の手で。そうだろう?』
私の手で…魔法少女を…私の手で!
『おしり…出してもらえますか?』
支配者の鞭は文字通り鞭としても機能。向けられた3つのおしりに容赦のないスバンキングの雨あられ。
うてなの持つ「選ばれし力」とは「真性のサディスト」という事でした。
完全に「事後」状態の魔法少女。
残念ながら魔法少女の反撃にあって初陣は飾れませんでしたが、リベンジはほどなく。
廃工場に魔法少女(3人ともうてなのクラスメイト。変身中は認識阻害魔法が掛かるせいでお互い正体には気づかない)をおびきよせたヴェナリータはラインでうてなを緊急招集(拒否したら戦闘動画拡散)。
こちら魔法少女の変身バンク。ちゃんと前日のスバンキングの跡が残っている辺り芸が細かい。
うてなは廃工場のマネキンを支配の鞭で魔物に変えると、魔法少女を押さえつけて「くすぐり責め」。
悶絶魔法少女。嗚呼、また私のせいでトレスマジアが…。
『いいのかい? 見ているだけで』
それはうてなのスイッチを入れる魔法の言葉。
『嬉しいですか? もうやめて欲しいですか?』
『や、やめ…もうおかしくなりゅうぅ』
なりゅうぅって薄い本かよ。
腋も脇も足の裏も…
(私の手で…魔法少女が悶えている! もっと…もっと見せて!その顔を!)
覚醒、悪の組織の嗜虐ドS女幹部。
新年の出だしとしては実に「いい感じ」でございました。
おまけ
教室の中にどこかで見た事のある後ろ姿が(別のカットでも写り込んでおりました。毎回登場するなら結構楽しみ)。
★Sに目覚めた惡の女幹部とMに目覚めた魔法少女がくんずほぐれつな第2話はこちら。
★魔法少女が緊縛志願になっちゃっている第3話。
★マゼンタが痴女だと発覚した第4話。
★アズールが快楽に押し流される第5話。
★マゼンタ禁断の赤ちゃんプレイが拝める第6話。
★アズールが三角木馬に酔いしれる第7話。
★敵も味方もまず全裸、な第8話。
★本日のTV放送❶【12:22~テレビ東京/午後のロードショー】
★本日のTV放送❷【13:00~NHK BS/プレミアムシネマ】
★本日のTV放送❸【19:45~BS12】
★本日のTV放送❹【20:00~BS松竹東急/よる8銀座シネマ】
★本日のTV放送❺【21:00~日本テレビ/金曜ロードショー】
※放送は「千と千尋の神隠し」の方です。