冒頭、阿古屋 真珠(あこや またま/ロコムジカ)と姉母 ネモ(あねも ネモ/ルベルブルーメ)の幼少期回想。
おーこれは「けいおん」の唯と和、「スキップとローファー」の美津未と文乃のような、「2人は幼馴染で、喧嘩もするけど大親友だよ」的なちょっといい話になるのかと思いましたが違いました。
『この程度で私が満足するとでも?』
だよね。知ってたよ。
「魔法少女にあこがれて/第10話・ロコ×ルベ」(2024年3月6日深夜オンエア版TOKYO MX放送/山内東生雄演出)
前回、マジアベーゼらと対決し敗れたロコムジカとルベルブルーメ(ロード団の下っ端)。
どちらも悪の組織のメンバーなので一種の仲間割れ(勝手に世界征服に走ろうとしているロードを牽制、と言うか潰すためにヴェナリータが仕組んだ)なのですが、ほとんどひとりバックドロップで敗北(宣言)したロコムジカはロードを裏切ってベーゼの仲間になる事に(ルベルブルーメはロコムジカに引っ張られて不承不承)。
ふたりを受け入れるための通過儀礼としてベーゼが用意したのが、ネロアリスのドールハウスを模して徹夜で作った「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」。
あるジャンルではお馴染みの「〇〇するまで出られない部屋」です。
大抵は「SEXするまで」出られないがお約束ですが、マジアベーゼの満足とは…。
『私はあなた方にもっと仲良くなって頂きたいんです』
仲良く?こんな奴と?ロコは今までのライブの観客が全部ルベルが操作して集めた偽りのファンだった事を知って糾弾。
ルベルにしてみれば、何のためにそんな事をしてきたと思ってるんだ!
『ふざけた事をぬかしやがって…ずっと…ずっと…ずっと…(一緒にいたのに!)』
恐らくは初めての心情吐露。ぶつけ合う感情。それをこれ以上ないくらい満足げに眺めるベーゼ。
『おやあ、とってもいい雰囲気ですね。それではしてしまいましょうか。仲直りのチュ~』
『な、なに言ってんだお前…んなこと』
『この際、正直になられては如何ですか? 喧嘩するほど仲がいいとはよく言ったものですが、お二人の関係はそれだけでは済まないのでは?』
そう言う所「見切る」能力は凄いなベーゼ。
戸惑うルベルに対してロコは乗り気。
『目、閉じなさい』
最初から舌入れ。見事なブリッヂ。
『ど、どうよ。これで満足かしら』
『そんな訳ないじゃないですか。この程度で私が満足するとでも?私が見たいのはもっと先です。KISSくらいではいつまで経っても部屋から出られませんよ。お二人のもっと深い深い深い深~い愛を見せてください』
ベーゼの見ている前で!?、と怯むルベル。ここでも積極的なのはロコ。
『そうです。お二人とももう、お互いが可愛くて可愛くて仕方がないでしょう!?』
煽り能力もレベル高いですベーゼさん。
脱がし横たえ、自らも脱いで重ねて…(最初からベッド仕込んでるじゃねーかベーゼ)
『色んな可愛いところ、いい子、いい子ってしてあげましょう』
もう完全に自分の欲望一直線だなベーゼ。
その欲望に押し流されていくルベル。
(もしかしたら、私はずっと…私はずっと…こうしてお前と…)
部屋から出られた二人は完全に「事後」。
ベーゼ大満足。
一方、ロコとルベルの造反を知ったロードは、慌てず騒がず予定通り世界侵攻を開始。
ロードに生み出された魔物軍団が大挙して街へ。
魔物はロードの魔力そのもの。ロードを倒さない限り消す事はできません。
侵攻のアシストはスシタギガント。
『せめて私の手で一思いに叩き潰してあげましょう』
『舐めんじゃねえぞねテメー!』
反撃はレオパルド。
『ベーゼちゃん、ここは私らに任せてロードの所に行って。シスタは私が殺る』
死ぬまでに言ってみたい台詞トップ3のひとつ「ここは任せて先に行け」をかますレオパルド。
『この戦いが終わったらホテルに行こうね』
フラグ立ても忘れません。
星3つ(数が多いほど強い)のシスタに対し、レオパルドはゼロ。普通に考えて勝ち目無しの彼我能力差。集中砲火も効かずに掴まれてビルに叩きつけられ…。
『…いい感じにあいつらから離れたな』
『終わりにしましょう』
『ああ!? まだ始まったばっかだろう?』
レオパルドが上着の前をはだけると、胸元に綺麗に並ぶ星がみっつ。
『見せてやるよ、私の本気!』
隠していたのか星の数!? それとも別途ヴェナリータと裏取引して(何某かの代償を払って)ランクアップしたのか。新生レオパルド爆誕。
果たしてその能力は!?
ヴェナリータの手引きでロードの元へと向かったベーゼに勝機は?
そして3週続けて見せ場無しの魔法少女トレスマジアの3人に出番はあるのか!?
盛り上がってまいりました!
仲間が増えるとEDも変わる。
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