『ロードさん、これは戦いではなく…お仕置きですよ』
力を過信して勝手に世界征服に乗り出したロードエノルメ。
当面のボスキャラではありますが、熟女系女王様にはイマイチ萌えないよなぁ(断じて「中の人」を重ねているわけではない)と思っていたら、そこはベーゼも同感だったようで。
萌えぬなら 萌える姿に妄想で。
なるほど、その手があったか!
「魔法少女にあこがれて/第11話・世界征服にあこがれて!」(2024年3月13日深夜TOKYO MX放送/神谷マキ演出)
シスタギガントと市街戦に突入したレオパルド(キウイ)。これまで星無し(=最弱)と看做されておりましたが、実は星3つの強者でした。
星の数を隠していたのは、能力を解放すると魔力制御ができず暴走状態(燃費最悪瞬間使い切り)になってしまうから。
最初こそシスタを圧倒しましたがすぐにガス欠。見透かされて逆転…かと思いきや今日のキウイは一味違う。その原動力は…
『わたしは…わたしは…ホテルに行くんだよう!ベーゼちゃんと…ベーゼちゃんと…ホテルデートだぞー! 考えただけで滾る!溢れる!迸る!』
あー確かに前回、別れ際にそんな約束していましたよね。煩悩は全てに勝るんですね。
無秩序に乱射していると見せかけて、シスタの足元を正確に撃ち抜いて地盤沈下誘発。
巨体が仇となって落とし穴に嵌るように身動きがとれなくなるシスタ。周囲をズラリと囲むキウイの砲。
『なぁ、そろそろその噓泣きやめろよ。本気で泣いてみろ。そしたら考えてやるよ。5…4…3…』
タイムアウト。泡を吹いて気絶するシスタ。
『やったよ、うてなちゃん。これで、ホテルに…興奮…してきた』
キウイもまた「真っ白に」…
一方、ロードエノルメとタイマンかます事になったベーゼですが、ロードの力の前に手も足も出ず…なのですが。
ロードが延々繰り広げる己の偉大さの自画自賛を聞かされたベーゼは…
(駄目だぁ…ずっと何言ってんだこの人。つまらなーい、つまらないつまらないつまらない。何ひとつテンション上がらない。何だろうあのポーズ?)
まあ一言で言えば「この女は私の趣味じゃない」。
とは言え、このままでは勝てる要素がない。でもテンション上がらないしなぁ。
(大体何なんだ世界征服って。子供じゃあるまいし…ん?子ども…!!…)
正義に目覚め、平和のために戦うのは魔法少女の役目。そうあるべき。
『だから私は…マジアベーゼなんです!』
フランス語でベーゼbaiserなら「接吻」ですが、ドイツ語でベーゼBöseなら「悪」。
「悪」がなければ「正義」もない。魔法少女を魔法少女たらしめる存在、それが私。
多分そんな感じの脳内自己完結をしてベーゼ復活(しかも「名乗り」!)。その顔には無数の星が(20を超えていたらしいです)。
「バイオハザード リベレーションズ2」のレイドモードに時間差でずっ嵌っている私は知っています。「レベルが10違ったら勝負にならない」
星4つのロード対星20超えのベーゼ。
『強きものが弱きものから奪う。そう言いましたねえ、ロードエノルメ。ならばあなたは奪われる側ですねえ!』
何とベーゼは萌えないおばさんロードを妄想力で貶め甲斐のある姿「幼女」に変換。あーこれは「トリニティセブン」で萌え要素の希薄なアキオ(長身・男勝り)を適当な理由で幼女にしてしまったあれの変形ですね。
ベーゼはロードの作り出した魔物を圧倒的パワーで駆逐すると幼女ロードを拘束。
膝の上に抱きかかえるとパンツ脱がせてハンドスバンキング。
『何だこれは!? 貴様、戦いを何だと…』
『ロードさん、これは戦いではなく…お仕置きですよ』
泣きながらごめんなさい連呼するロード。お仕置きの最中、どんどん星の数が減って行く演出が細かい。
これでロードの世界征服の野望は潰えたわけですが、全てはヴェナリータの思惑通り(元々ロードは星ひとつの雑魚キャラで、ヴェナが使い捨て目的で過剰な魔力を与えていた)。やはりヴェナは「黒いキュウべえ」だったようです(シスタもヴェナの手駒でした)。
これで当面の残課題はうてな(ベーゼ)とキウイの「ホテルデート」になった訳ですが、果たして…。
因みに今回の活躍でベーゼはエノルミータ総帥の地位を拝命する事になりました。それってご褒美?罰ゲーム?
おまけ
一応魔法少女トレスマジアの3人も登場(街に残った魔物を掃討)しましたが、影薄!やはりアズールのやらかしエロがないとどうにも締まりませんね、この3人。
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