デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【幼女からJK、そして成人女性へ】姫様“拷問”の時間です #11【トーチャー三段活用】

その日、研究中の魔法が暴走し、魔王城のみんなが子供になってしまいました。勿論、魔王も。

魔王様『困ったぞ』

それでも拷問の時間はやってきます。やって来たのは幼女トーチャー。

『事情は聴いたが、子供の貴様なんぞに屈する私ではないぞ』

『そうかもしれません。でも、どこまで出来るか頑張ってみたいんです』という子供トーチャーの健気さに戦う前に白旗。

『うん、頑張って。屈するから』

魔法少女にあこがれて」でもベーゼがロードエノルメを幼女化しておりましたが、あちには妄想力による視覚改変(現実逃避とも言う)。

こちらは正真正銘の本物幼女。リアリティが違います。

トーチャーの拷問メニューは「こんぺいとう」と「ひも付きフルーツ飴」なのですが、子供トーチャーの破壊力の前には菓子など単なる引き立て役。


こんぺいとうやフルーツ飴を頬張るトーチャーの可愛らしさが重量弾となって姫を直撃。


選択肢はひとつ。即時降伏(降伏は幸福に通じるんですねえ)。

『王国には極秘の国王直属の秘密騎士団、第ゼロ騎士団が存在する』

ただでさえトーチャーのことを「一緒にいると楽しい」と寝言で行ってしまう間柄。それが幼女になったら、もう抗う術がありません。

この組織上の機密を知った魔王様の反応は…

『第ゼロ騎士団!? 何それ、名前かっけー!』

見も心も小学生になった魔王様でした。

「姫様“拷問”の時間です/第11話」(2024年3月18日TOKYO MX放送/高橋謙仁演出)

そして翌日、姫の元にやって来たトーチャーはJK。しかも制服着用(物持ちいいなトーチャー)。

暴走魔力は徐々に沈静化するようで、成長途上のトーチャーも拝むことができるという一挙両得。


JKトーチャーの拷問メニューは肉じゃが。しかし、肉体と一緒に料理の腕も「あの頃」に戻ってしまったようで、出来に関しては自信無さげ。

その左手についた絆創膏に努力の跡を見る姫様。

『自信を持てトーチャー。技術はなくとも一生懸命作ったんだろう。大丈夫、その気持ちは必ず届く。私も屈するはずだ!』

『姫様はどこ目線の誰なんですか?』

エクスの疲れを知らぬ突っ込みには感服いたします。

そして実食。JKトーチャーの肉じゃがは十分「屈する」に値する味でした。

美味しいと 言われて喜ぶ 拷問官。左右におさげがゆ~らゆら。


同じ頃、魔王様も小学生から育ち盛りの若人へ。

『力が溢れる…これが若さか…特にやりたい事があるわけでもないが、元気が有り余って体力だけはある。うおー!』

『若い頃ってそんな感じですよねー』

側近カナッジの平坦な感想がいい感じ。

更に翌日。元の成人女性に戻ったトーチャーが(拷問は宅配ピザ)。


宅配というか受け取り(ピザーラだと2枚目無料になるんだっけ?)に行ってないかダターマ。

いやあ、トーチャーファンには盆暮れ正月が一緒に来たような豪儀な回でした。

ひとつだけ文句をつけるとすれば、何故ルルン(魔王妻、マオマオちゃん母)の子供姿を拝ませてくれなかったのか。

子供魔王と子供ルルンが見つめ合って頬赤らめる、なんてカットとか観たかったです、はい。

 

 

 

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