デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

「メイクの日」記念。 トム・サヴィーニSELECTION

『目の前に腕が転がっている。俺はカメラ越しに見ているからその距離の分、現実性が薄くなる。断面や組織をじっくり観察したよ』

本日5月9日は「メイクの日」

「メイ(May)ク(9)」と読む語呂合わせからJapan Make-up Artist Network(JMAN)が制定しました。

映画でメイクと言えば「特殊メイク」

特殊メイクと言えばズルズルデロデロ。溶けたり腐ったり爛れたり捥(も)げたり。

よっしゃズルズルデロデロ選手権だ!と思ったらもうやっていました。

 


ならば、人に的を絞ろう。第一人者リック・ベイカーでどうだ!?と思ったにこれもやっていました(ネタ切れって言うな!)。

 


次点はスタン・ウィンストンディック・スミスロブ・ボッティンか…。

いやいや、曼荼羅畑的にはやはりこの人でしょう。

トム・サヴィーニ

1946年ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。カーネギーメロン大学で学び、ベトナム戦争中は従軍カメラマンとして戦場へ。

ベトナム帰還後、知り合ったのがジョージ・A・ロメロ(運命の出会い!)。

ここから特殊メイクアップアーチストと役者という二足の草鞋を履くキャリアがスタートするわけですが、今回は「特殊メイク」に絞って私的トム・サヴィーニSELECTIONを。

作品一覧はこちら(順不同6作)。


★各作品レビューはこちらから。

 

★作品自体あまり知られておりませんが、こんなのも手掛けていますね。

 

 

 

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★本日のTV放送【13:40~テレビ東京午後のロードショー

※メイクの日にフルCGIの作品をぶつけてくるとはテレ東さんも皮肉が効いています。