昨日のチューブラー・ベルズ繋がりで…。
「サスペリア」「ゾンビ」「フェノミナ」などの音楽手掛けたイタリアン・プログレ・バンド“ゴブリン”。
そのkey奏者クラウディオ・シモネッティが1999年に結成したバンドがデモニア。
コンセプトはズバリ「ホラー映画音楽のヘヴィメタル化」。
ただでさえ“頭の悪い”ジャンルとされる映画ヒエラルヒー最下層のホラーと音楽ヒエラルヒーの最下層のヘヴィメタルが結託。
元々、親和性の高い両者の融合は偏差値下げた分かっちょ良さが倍加。中学生の初期衝動にガヅンと響くサウンドになりました。
2002年には来日もしてライヴアルバムまで発表しています。
DAEMONIA LIVE IN TOKYO
ゴブリンの名曲は勿論、バッハの「トッカータとフーガ」やキース・エマーソンが作曲した「インフェルノ」なんかも。
中でも圧巻はカーペンター御大の「ハロウィン」からマイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」というメドレー・リレー。
ホラー映画という縛りをもう少し緩くして、御大の「要塞警察」「ニューヨーク1997」なんかも演ってくれると嬉しいのですが…。