2019年10月の記事なのでちっと古くなりますが、Rolling Stone.comが「最高のホラーサントラ35選(35 Greatest Horror Soundtracks: Modern Masters, Gatekeepers Choose)」というランキングを発表しています。
サウンドトラックのリイシューレーベルのオーナーやミュージシャンなど14名の著名な審査員によって選ばれたもので、シンセを前面に押し出した現代音楽がメインになっています。
堂々の1位はジョン・カーペンターの「ハロウィン」。
以下「ハロウィンⅢ」「キャンディマン」「サスペリア」「食人族」がベスト5。
なるほど、視点が異なるとランキングも変わるのか、なチョイス。
必ずしも作品の評価と連動していない所も特徴で、21位「エクソシスト2」なんか
“興行的に大失敗し、史上最低の映画の1つとされているが、唯一の救いはエンニオ・モリコーネに予算を割いたことである。”
とか物凄い言われ方(大好きですよ「エクソシスト2」)。
12位「ファンタズム」、34位「サンゲリア」あたりは改めて名曲だなぁ、と。
ほとんどSEと言うかノイズな「悪魔のいけにえ」(27位)が入っているのもそれっぽい。
普段あまりランキングに顔を出さない作品もちらほら。例えば、
第29位「キルボット」(Chopping Mall)
第32位「ナイトメア・シティ」(限定公開時「ゾンビドローム」)
第35位「エクストロ」(Xtro)
★全部知りたい方はこちら。
折角なので、35本に選ばれなかった作品を幾つか救済。
どれも名曲だと思うのですが…。
- デアボリカ…テーマ曲「悪魔と取引(Bargain With The Devil)」のかっちょ良さと言ったら…
- ザ・ショック…イ・リブラはゴブリンの影に隠れて割り喰ってますが、いい仕事しています。
- サスペリアPART2…ゴブリンで1曲(1作)ならこれ。
★作品レビューはこちらから。
全部イタリア映画だ!(笑)
追悼:宝田明
宝田明氏がお亡くなりになりました。14日午前0時31分。肺炎のため。都内の病院にて。87歳。
本日はデビュー作にして代表作となった「ゴジラ」と、ゴジラのヒロイン河内桃子と組みながらも封印作品になってしまった「獣人雪男」を。
ご冥福をお祈りいたします。