英国Totalfilmが面妖なランキングを発表しました。
ベクデル・テストを余裕でパスした映画25選
(The25 best movies that pass the Bechdel Test with flying colors)
ベクデル・テスト? なんじゃそりゃそりゃ。
ベクデル・テストとは、ジェンダーバイアス測定のために用いられるテストで、判定基準は以下の3項目。
①最低でも二人の(名前のある)女性が登場する。
②女性同士の会話がある。
③その会話の中で男性に関する物以外の話題が出る。
何だこんな条件、大抵の映画ならパスするんじゃないの?とも思いましたが、単独ヒロインものはそれだけでアウトだし、複数出ていても「セックス・アンド・ザ・シティ」のように男の話しかしないのも駄目となると意外と厳しいかもしれません。
私のフェイバリットな「千利休 本學坊遺文」(男しか出てこない)、「大阪最強伝説 喧嘩の花道」(単独ヒロイン)、「戦国自衛隊」(女性は名前も台詞もない)とか全部論外です。
余談ですが、with flying colorsというのは”ものの見事に”な意味を表していて、余裕で良い成績を取って試験に合格したり、大成功で何かをやり遂げたりといった場合に用いられるイディオム表現…だそうです。
6位以降だと、7位「スクリーム」、9位「ディセント」、11位「テキサス・チェンソー」、13位「28日後」、14位「エクソシスト」、20位「ゴーストワールド」、21位「キル・ビル」あたりがこっち側。
邦画は12位に「千と千尋の神隠し」が(ますます基準が分からん)。
いかにもってのは10位「17歳のカルテ」、15位「ヴァージン・スーサイズ」、19位「ドリーム」など。
※全作および選出理由を知りたい方はこちら。
いつもだとここで「じゃあマイベストは…」となるのですが、今一つ基準に自信が…。
「フライド・グリーン・トマト」「ローラーガールズ・ダイアリー」
「コヨーテ・アグリー」(嗚呼、9本しか思いつかんかった…)
あたりかなぁ…(←まったく自信が無い)。