デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ベクデル・テスト(って何だ?!)に合格した映画25選

イメージ 1
 

英国Totalfilmが面妖なランキングを発表しました。

 

ベクデル・テストを余裕でパスした映画25

The25 best movies that pass the Bechdel Test with flying colors

 

ベクデル・テスト? なんじゃそりゃそりゃ。

 

ベクデル・テストとは、ジェンダーバイアス測定のために用いられるテストで、判定基準は以下の3項目。

 

 ①最低でも二人の(名前のある)女性が登場する。

 ②女性同士の会話がある。

 ③その会話の中で男性に関する物以外の話題が出る。

 

何だこんな条件、大抵の映画ならパスするんじゃないの?とも思いましたが、単独ヒロインものはそれだけでアウトだし、複数出ていても「セックス・アンド・ザ・シティ」のように男の話しかしないのも駄目となると意外と厳しいかもしれません。

 

私のフェイバリットな「千利 本學坊遺文(男しか出てこない)、大阪最強 喧嘩の花道(単独ヒロイン)、戦国自衛隊(女性は名前も台詞もない)とか全部論外です。


イメージ 2
男、男、男…
 

余談ですが、with flying colorsというのはものの見事に意味を表していて、余裕で良い成績を取って試験に合格したり、大成功で何かをやり遂げたりといった場合に用いられるイディオム表現…だそうです。

 
で、Totalfilmが選んだ作品ですが、
 
「マッドマックス/怒りのフューリーロード」「エイリアン2」「ワンダー・ウーマン」「ブラック・スワン」「リトル・ミス・サンシャイン」がベスト5
 
何かちょっと予想と違いますね。
 

6位以降だと、7位「スクリーム」、9位「ディセント」、11位「テキサス・チェンソー」、13位「28日後」、14位「エクソシスト」、20位「ゴーストワールド」、21位「キル・ビル」あたりがこっち側。

 

邦画は12位に「千と千尋の神隠し」が(ますます基準が分からん)。

 

いかにもってのは10位「17歳のカルテ」、15位「ヴァージン・スーサイズ」、19位「ドリーム」など。

 

※全作および選出理由を知りたい方はこちら

 

いつもだとここで「じゃあマイベストは…」となるのですが、今一つ基準に自信が…。

 

「サスペリア」「チアーズ」「めぐりあう時間たち」

「バベットの晩餐会」「バグダッド・カフェ」「マーターズ

フライド・グリーン・トマト「ローラーガールズ・ダイアリー」

「コヨーテ・アグリー」(嗚呼、9本しか思いつかんかった…)

 

あたりかなぁ…(←まったく自信が無い)。



イメージ 4イメージ 5←ランキング投票です。よろしければワンポチを