100本も選んだのに? 英国発対決映画ベスト100
英国TOTALFILMが歴代対決映画ベスト100(100 Greatest Movie Fights Of All Time)を発表しました。
栄えある1位は「レイジング・ブル」。
以下、「ポイント・ブランク/殺し屋の憂鬱」、「ブレードランナー」がベスト3。
ざっと眺めてそれらしいところを拾っていくと、
第6位「トゥルー・ロマンス」(パトリシア・アークエット対ヒットマン)
第7位「リーサル・ウェポン」(メル・ギブソンの横三角締め)
第12位「ゼイリヴ」(裏路地のどつき合い。ロディ・パイパーのサイド・スープレックス)
第16位「ドラゴンへの道」(コロシアムの対チャック・ノリス戦)
第33位「コマンドー」(シュワ対ヴァーノン・ウェルズ)
第65位「リベリオン」(相手なんか誰でもいい。兎に角ガン=カタだ!)
第81位「燃えよ!ドラゴン」(81位かよ。ちょっと低すぎないか)
第92位「ウォリアーズ」(ウォリアーズ対ベースボール・フューリーズ)
※100本全部知りたい人はこちら→http://www.totalfilm.com/features/50-greatest-movie-fights-of-all-time
西部劇は1本も無し。銃撃戦オンリーなシチュエーションも見当たらないところを見ると、基本肉弾戦、武器はソード(ライトセーバー含む)まで、という近接格闘限定のランキングのようです。
普通100本も選べば、まあ思いついた作品は大体網羅されているはずですが、対象の幅が広い分、個人的趣味との乖離はどうしても…。
これは落としてほしくないよなぁ、な私的Fightベスト10(順不同).
●「ヘルハウス」(ベラスコの亡霊対霊能力者)
いきなり飛び道具ですみません(笑)。ただ、霊能力者が幽霊相手に“言葉責め”という変態プレイが印象深くて。
●「戦争のはらわた」(ジェームズ・コバーン対マクシミリアン・シェル)
“プロシア貴族の戦い方を見せてやる”
“なら俺も見せてやる。鉄十字章の取り方を”
単なる復讐で終わらせない怨讐の決着。ペキンパー男の美学。
●「北国の帝王」(リー・マーヴィン対アーネスト・ボーグナイン)
男と男の戦いで本作が入っていないなんて…。
●「椿三十郎」(三船敏郎対仲代達矢)
今回の英国ランキングは邦画ゼロ! しかし、決闘と言えばコレでしょう(織田裕二の顔が浮かんだ人は罰としてヒンズースクワット500回)。
●「悪魔のいけにえ2」(デニス・ホッパー対レザーフェイス)
ある意味、レザーフェイスより狂っているデニスの暴れはっちゃく2丁チェンソー。
以下、「プレデター」(シュワ対宇宙人)、「ジョーズ」(ロイ・シャイダー対サメ)、「スキャナーズ」(兄弟喧嘩)、「ブレインデッド」(親子喧嘩)、「デットオアアライブ」(哀川翔対竹内力)。
欲を言えば“怪獣バトル”も入れたい所ですが、それはまた別の機会に…。