カルト映画の定義とは?(しまった、いきなり大上段に構えちまった…)。
人によって様々でしょうが、わたし的には『ジャンルもバジェットも関係無しに、他人に薦められるような内容ではないにも関わらず、熱い布教活動をせずにはおれない男の初期衝動にズガンと響くサムシングを内包した映画』。
要するに曼荼羅畑で取り上げている作品はそのほとんどがカルトな訳で、適当な理由をつけて作っているベストなんちゃらもある意味全部カルト映画ランキングな訳です(身も蓋もねえ)。
英国TOTALFILMが発表した「ぞっこんカルト34選(The 34 best cult movies youshould be obsessed with)」を見て改めてそんな事を考えてみました。
トップ5は「ビッグ・リボウスキ」「ロッキー・ホラー・ショー」「さらば青春の光」「ファイト・クラブ」「ウィズネイルと僕」
この手のランキングだと必ず上位に来る「ビッグ・リボウスキ」が堂々1位。君らホント好きだなあ、リボウスキ。
逆に常連「ウィッカーマン」「ブレードランナー」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「エル・トポ」「ファントム・オブ・パラダイス」とかはランキング外。
「ある愛の詩(18位)」「マンマ・ミーア(26位)」なんてカルトって言われるとそこはかとない違和感が漂う作品も。
「レポマン(10位)」「イレイザーヘッド(17位)」「ウォリアーズ(19位)」「死霊のしたたり(20位)」「ファスター・プッシーキャット キル!キル!(21位)」「ゼイリブ(29位)」辺りは“こっち側”の作品(日本代表は13位「AKIRA」)。
※全部知りたい人はこちら。
34選に漏れた作品から私的カルト映画(今回は洋画限定)をセレクトしてみると…。
うむ、例によって実にまとまりのないランキングだ(満足)。