増殖を続け遂に現実世界を侵食しはじめたワンダーランド。このままでは…
『いい加減にしやがれぇぇええええーっ!』
(本当にワンダーランドに説教した…)
たとえ相手が人間でなくとも、いずれ宇宙となる空間だったとしても、間違っていれば躾けるのが大人の役目。男、蔵六74歳、座右の銘は“曲がった事が大嫌い”。
「アリスと蔵六/第12話・ただいま」
(2017年6月25日TOKYO MX放送/桜美かつし演出)
ワンダーランドに幽閉された紗名と羽鳥。うさぎが移動基地局である(うさぎがいればワンダーランドの外と通信ができる)ことを発見した二人はうさぎ追跡大作戦。
外界の接続先は羽鳥の親友、サッカー少女・美浦歩(みほあゆむ)。
『前、お前と話した時のうさぎを覚えてるか?あの時の出口ならまだ外に繋がってるかもしれない』
『分かった!それに僕、足だけは自信あるんだ!』
能力を使えなくなるという魔法使い物の定番イベントとこれを外から助ける一般人(能力は気合と根性と友情)、ベタですがグッとくる図式です。
『頼むよ!連れてって!』
そして大団円。政府がアリスの夢の存在を公式に認めたのはちと時期尚早ではないかと思いますが、かっこいいお姉さん(大人になった紗名)のモノローグで〆たのは感無量でした。
三人揃って小学校へ。この「学校ぐらし」をじっくり観たい!