『早苗は家族で…蔵六も家族なのか? う~ん…もしゃもしゃする』
『最近いつもそうだ! 本読んでても、さっきもよなが達のこと見た途端もしゃもしゃして。いままで何ともなかったのに…。
なんなんだ? 自分のことなのに自分じゃないみたいだ』
それは多分“繋がり”という感情。名状しがたい想い。
もし言葉にするなら、『あなたは誰?』『私のこと好き?』『私はここにいるよ』『ここにいてもいいの?』とかなんじゃないでしょうか。
順調に育っていますね、紗名。
「アリスと蔵六/第6話・樫村家、第7話・ともだち」
(2017年5月14日・21日TOKYO MX放送/西田健一・福島利規演出)
ラスボスかと思っていた研究所があっさり崩壊。紗名は樫村家のやっかいになることに。日常編のスタートです(総集編はイマイチだったなぁ…)。
朝刊を取りに行く、花に水をやる、髪を切る、迷子になる、樫村家の養女になる…。
髪を切って颯爽と迷子に…。
前回まで命のやりとりをしていたとは思えない平和な日常。
樫村家の養女に。小躍りする早苗と紗名。右は同じ週の「すかすか」のひとコマ。
しかし、紗名の心にはもしゃもしゃした何かが…。
それは研究所で出来た友達、あさひとよながの雛霧姉妹と再会した時も…。
再会のドッグチェイス。
『研究所の中にいた時はこんなもしゃもしゃなかったのに。なんだこれ!?教えろ!』
気が付けば布団の中で号泣(目鼻口総動員で体液流出)。
「そっか~紗名ちゃん色んなことがちょっとずつ分かるようになってきてるんだね~」
早苗はパーフェクトお姉ちゃんです。
次回「悪い魔女」。不穏。お話を転がす何者かが登場するんですね。どうかお手柔らかに。