デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

久々、英国対俺。 対決/決闘シーン選手権

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英国TOTALFILM「対決シーン100選[The 100greatest movie fights]」を発表しました。

1位はレイジング・ブルジェイク・ラモッタシュガー・レイ・ロビンソン戦。

100本も選べば思いつく大抵の対決/決闘シーンは網羅しているかと思いきや、意外と抜け多し。

米国なら西部劇が多数ランクインしそうですが、そこは英国。50位「無法者の群」57位「静かなる男」、60位「日本人の勲章」あたりにそれっぽい作品があるだけです。

こちら側っぽいものを拾っていくと、

8位「レスラー」、11位「キャプテン・スーパーマーケット」、12ゼイリブ15位「ドラゴンへの道」、33コマンドー47位「死霊のはらわた2」、48位「エイリアン2」、65リベリオン81位「燃えよドラゴン」、92「ウォリアーズ」(対ベースボール・フューリーズ戦↓)など。

 
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怪獣系は17位に2008年版キングコングがあるのみ。何故か76位にモンティ・パイソンホーリー・グレイル」が。

ブロンソンストリートファイターが無いのは寂しいですね。

※おっとリンクを貼ろうとしたら記事が削除されているじゃねえか。何か問題でもあったのかTOTALFILM?。

では対抗して、私的邦画対決シーンベスト5を(すみません、100本は無理っす)。

「大阪最強伝説 喧嘩の花道」1996年/三池崇史監督)

 
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前田日明vs赤井英和。この嘘買わなくてどうする? 私はまだ本作を超える青春映画に出逢っていません。

 「拳銃(コルト)は俺のパスポート」1967年/野村孝監督)

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初見は日活名場面集「AGAIN」の断片。驚愕。何だ、このかっちょ良さは! 後に全編鑑賞。戦慄。何なんだ、このかっちょ良さは! 和製ハードボイルドのひとつの頂点では。

ゴジラの逆襲1955年/小田基義監督)

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ゴジラvsアンギラス。後の怪獣プロレスとは一味違う、初手から互いの喉笛狙うセメント・マッチが堪りません。

野獣死すべし1980年/村川透監督)

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リップバーン・ウィンクル…それで、何ていう名前の酒を貰ったんだ? できれば俺も飲んでみたいな」

「覚えてます。ラム、クワントロー、それにレモンジュースを少々、シェイクするんです。分かりますか?」

XYZ

「そう、これで終わりって酒だ」

千利休 本覺坊遺文」1989年/熊井啓監督)

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千利休三船敏郎vs太閤秀吉(芦田伸介)。意地とブライドと命を懸けた真剣勝負。

次点として「王手」1991年/阪本順二監督)と、やっぱり外せない椿三十郎(断るまでもないですが、黒澤の方)を。

 
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