『こいつは私たちの仇。死ね! 糞ったれのトカゲ野郎!』
何かレレイが悪い顔になっています(笑)。これまでずっとポーカーフェイスだったレレイが初めて見せた感情の発露。
「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり[炎龍編]/第17話・決戦」
(2016年2月5日深夜TOKYO MX放送/大久保朋演出)
ダークエルフ族の戦士8名と共に炎龍の巣に向かった伊丹(とテュカとレレイとロゥリィとヤオ)。
得物は110mm個人携帯対戦車弾(パンツァーファウスト3。自衛隊内の愛称は“空飛ぶ日産マーチ”)9発、そしてC4粘土火薬74kg。
地下は鬼門というロゥリィを残して一行は洞窟から火山火口中腹の炎龍宅へ。
炎龍さんはちょっと外出中。C4を仕掛けた所で炎龍ご帰宅。大乱戦。
ダークエルフ戦士は、パンツァーファウスト発射時の“ブローブ(信管)を伸ばす”“反動相殺のためのカウンターマスに味方を巻き込まないように必ず後方を確認する”というルールが身に付いていないため、威力半減、戦力半減。
絵に描いたようなモブキャラとして次々潰され燃やされ捕食されるダークエルフ(南無!)。
レレイの魔法、覚醒テュカの精霊魔法、C4の連鎖爆発でようやくトドメ。
しかし、洞窟の外には、亜神ゼジルと2頭の新生龍、そして伊丹の傷を引き受けて満身創痍のロゥリィが!(なんてこった!)
絶体絶命!という所で伊丹支援のために派遣された第一戦闘団が西部劇の騎兵隊的タイミングで到着(ひゃっは~!)。
F-4のサイドワインダーミサイルで地面に叩きつけられた新生龍に75式自走155mm榴弾砲が雨あられ。更にAH-1コブラのTOW対戦車ミサイルがダメ押し。
爽快です。快感です。爆発に勝るカタルシス無し。
もう1話くらい引っ張るかと思いましたが、詰め込み放題詰め込んだ一気呵成のクライマックスでした。
次回より新章突入。ちょっと日常話が欲しいところですが…。