『これも本か?』『見た事もない薄さですね』
うん、それは見たまんま“薄い本”と言ってね…。
「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり/第9話・箱根山中夜戦」(2015年8月28日深夜TOKYO MX放送/石井俊匡演出)
地下鉄火災で足止め、市ヶ谷会館小火騒ぎで宿泊場所を失った伊丹ら一行は、伊丹元嫁で同人漫画家の梨紗のアパートへ。
ピニャとボーゼスはここで“見たこともない薄い本”を発見。そして…
嗚呼、帝国第3皇女が腐っていく…。
翌日午前は目的別自由行動、ピニャとボーゼスは“ゲイ術”観賞のため図書館へ(引率は富田。彼が乙女ロードを知っていれば…)、テュカ、レレイ、ロォリィはショッピング(引率は栗林。何故か梨紗も相乗り)。
そして、伊丹は秋葉原詣での後、何と防衛大臣・嘉納太郎とコンタクト。7話で“いつもの場所でカタログを乞う”とメールしてきた太郎閣下って防衛大臣だったのか!
しかも、付き合い20年! 出会いは漫画。今は“薄い本”繋がり。恐るべしオタク人脈!
新宿で合流したメンバーは箱根のひなびた温泉宿へ。
彼女らをエサに不穏な動きをしている連中をまとめて屠る(逮捕する気ゼロ)ため、特戦群が布陣。統幕中央オペレーションルームからのバックアップで作戦開始。
こういうのは個人の力量よりも準備が物を言うのでしょう。地の利と衛星からの熱感知。次々とスナイプされていく不穏分子(特戦群無双!)。
外の殺戮戦をよそに、露天風呂ではガールズトーク満開。宴会ではベロ酔いした栗林が伊丹にナックルかまして爆睡。
周りで人が死んでいることを察知したロォリィは興奮した身体を鎮めるため、伊丹に肉体奉仕要求。押し倒して馬乗りになった所でTo Be Continued.
毎回思いますが、ホント引きが巧い。1週間お預けって感じ。構成の妙です。
宿の周りは(米国の横槍で)何やらキナ臭~い雰囲気になっていますが、果たして…。