デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

「行くよ~」佐藤無双劇場開幕。 亜人 ♯4-5

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(どうすんだこの場合? コレ同士の戦い方は教わってねぇぞ


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(アレと戦った経験なんてない。どうすれば撃退できる? いやそもそも撃退自体可能なのか?)

 

対峙する黒い幽霊。局の都合とは言え2話連続放送は豪儀。濃縮還元の60分。まずは、

 

亜人/第4話・君は黒い幽霊を見たことがあるか?」

201625日深夜TBS放送/りょーちも演出)

 

田中の操作する黒い幽霊に惨殺された下村泉は亜人(しかも別種)でした。田中vs下村。幽霊vs幽霊。初の接近遭遇。初のタイマン。

 

どう戦う? 有効打は何と打撃。正面からどつき合って、先に頭部を潰した方が勝ち。何というアルチメットな戦い。


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一方、永井圭との接触に成功した佐藤は永井がまだ熟成前(人間に対する憎悪が足りない)と判断(「不合格だな」)。一芝居打った後、人間側に“返却”。

 

要するに人間に人体実験の限りを尽くされ、憎悪だけが純粋培養された頃を見計らって救出しようという鬼作戦(いやマジで鬼、いや悪魔だ)です。

 

差し戻された永井圭を待っていたのは…。

 

亜人/第5話・いざとなったら助けを求める最低なクズ」

201625日深夜TBS放送/鹿住朗生演出)

 

永井圭を待っていたのは凄惨な生体実験。部位の再生能力(いきなり腕切断)、痛みへの耐久性(「とりあえず歯からいってみようか」)、そして生命力(「よし、1回殺して休憩しよう」)の確認。


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それ、歯に使うドリルじゃないから!
 

目的がデータ収集なのでエンドレスペイン。口を割れば終わる拷問より遥かにタチが悪いです。

 

頃合を見計らって佐藤がレスキュー開始。

 

『さてどうすれば城を落とせるか。答えは単純。敵の想定する火力を上回ればいいんだよ。今私たちが持てる最大の火力で押し潰す』

 

「行くよ~」の一言で開戦。攻める佐藤、守る戸崎。1対多数の殲滅戦。

 

『警備を大幅に増やしています。麻酔銃が一発当たりさえすれば何十人犠牲になろうと我々の勝ちです』

 

甘い。佐藤の戦法は戸崎の想像の斜め上。


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麻酔弾が腕に当たれば即座に腕を切り落とし、胴体に当たれば躊躇なく頭部に銃弾(自殺)


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即座に再生・復活して攻撃再開。無双です。亜人にしかできないリサイクル殺法。

 

しかし、辿りついた永井圭の反応は佐藤の期待に届かず。

 

(この仕上がりは失敗だな)

 

細い目が更に細く…(怖すぎる)。



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