『真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキックを喰らわせられる男…手加減してもらえると思うなよ? 公衆の面前で俺の(セクハラ)スティールが炸裂するぞ』
舐めた奴は女子供でも容赦しない、その下衆っぷり、鬼畜っぷり。ついて行きますカズマさん。
「この素晴らしい世界に祝福を/第5話・この魔剣にお値段を!」
(2016年2月10日深夜TOKYO MX放送/鈴木孝聡演出)
恋愛ものハーレムものに於いて主人公とヒロイン(ズ)の関係が出来上がった後に男キャラを投入する場合は注意が必要です。
所謂ライバル登場って奴ですが、キャラと扱いを間違えるとお話に対する興味そのものを失ってしまいます。
保守的視聴者としてはそっち方面の波乱は望んじゃいないので、余計な事してくれてんじゃねえよ!って事です。
クラシックな作品で言えば「うる星やつら」の面堂終太郎はアリですが、「らんま1/2」の良牙はナシ(「らんま」は良牙の存在が鬱陶しくて観るのをやめた)。
で、今回登場した御剣響夜(ミツルギ キョウヤ)は完全に面堂終太郎タイプ。
カズマ以前にこの世界に送り込まれた高校生。転生時に女神(アクア)から貰った魔剣グラムで苦もなくモンスター退治をしている(当然、賞金成金な)イケメンです。
恐らく生前もリア充であったであろう正義感溢るるナルシスト野郎。こいつが一瞬でも主人公を窮地に陥れたら即視聴中断でしたが、ひきニートがリア充にかける情けなど持ち合わせている訳がありません。
相手の挑発に即乗り。スティールで魔剣を奪って脳天一撃。取り巻き女にセクハラかまして追い払い、キョウヤにしか使えない魔剣は即売却。
翌日は現れた瞬間、アクアがゴッドブロー(女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の拳)かましてカツアゲ。溜飲下がりまくり。
出てくる度に酷い目に遭うキャラとしてはアリかもしれませんが、それでも鬱陶しいのでできればもう出てきて欲しくないですね。
〆は再び登場のデュラハンの人。魔王軍の幹部ですが、絶対いい人です。
おまけ
Aパートの湖浄化依頼を請け負ってブルータルアリゲーターに囲まれ恐怖で精神崩壊寸前のアクア(毎回酷い目に遭うキャラとしては既にアクアがいるんですから、これ以上はいりませんね。やっぱりキョウヤくんはもう出てこなくていいです)。