積みゲー消化大会。年末のお楽しみはこちら。
「バイオハザード リベレーションズ2」(2015年/PS4版)
前作「リベレーションズ(以下RV)」から3年2ヶ月ぶりの続編(時系列は「5」の2年後、「RV」の6年後の2011年)。
どこぞの孤島に拉致られて訳の分からない人体実験の非検体にされるクレア・レッドフィールド(バイオ2の主役。今はバイオテロや薬害の被災者救済のためのNGO団体「テラセイブ」の職員)が一方の主人公。
パートナーは一緒に拉致られたテラセイブの新人で元STARSメンバー、バリー・バートンの娘、モイラ・バートン。
もう一方の主役はモイラを探して孤島に辿り着いた父・バリー・バートンと、島で出会った謎の少…いや幼女ナタリア・コルダ。
パートナーが戦闘素人の場合、大抵は足手まといになります。特に幼女。
余計な事しまくるわ、言う事聞かないわ、武器持ってないわ、走るの遅いわでストレス爆上がり。バイオRE2のシェリーとか典型(こいつがウザくて途中で投げた)。
が、しかし。今回の二人は違います。
モイラは銃は持てませんがバールを持ち歩いています(リアルでいたらかなり怖い)。
殴ればそれなりにダメージを与えられますし、ドアを封鎖している板を引っぺがして道を作ることもできます。
もうひとつ所持しているのが懐中電灯。この光を当てることで隠れていたアイテムを発見できますし、敵に向ければ怯ませることができます(相手によっては爆発する)。怯んだところでクレアにチェンジして体術(近接格闘)を決めると弾を使わずに相手を倒すことができます。
そして謎の幼女モイラ。
アイテムや敵の存在を察知する事ができるので、先行させると超便利。
敵の弱点ヶ所もモイラなら見えるので、モイラで弱点確認した後にバリーで狙えば弾の温存にもなります。見えない敵の位置も教えてくれます(指示された所を撃って当たると敵が姿を見せる)。
武器はレンガ! 敵に投げつければそれなりに効きますし、銃では倒せない膿状の生き物なら一撃で倒すことができます。
南京錠とかも叩き壊してくれます(絶対ただのレンガじゃないです。2tくらいはあるんじゃなでしょうか)し、小さい穴から室内に入って内側から掛かっている鍵を開けてくれたりもします。
シリーズ初の「使える幼女」です。
まあぶっちゃけ、バリーがアイテム拾えて敵が見えればモイラいなくてもいいわけですが、そこはまあゲーム性を高めるためのギミックという事で。
ストーリー的な捻りとして、第1話でモイラが孤島から救難信号を発してから、バリーが島に辿り着くまで「半年」のタイムラグが設定されています。
クレアたちが辿った場所をバリー達も訪れますが、半年の間に様相は一変しており…。
この半年の間に何があったのか?
前作同様、MOVIEが飛ばせないのと、新章に入るたびに「これまでのバイオハザード リベレーションズは」とあらすじダイジェストが入る(勿論飛ばせない)のが実にウザい(あれまた見るのか、と思うだけで周回する気が失せる)のが玉に瑕。
あと各種スキルを修得すれば、ですが、
・しゃがみ状態だと照準が安定して威力が増す。
・武器を変えると最初の1発は威力があがる。
といったギミックが採用されています。
取り合えず前半部はクリアしました。ストレスは低め。後半戦はまた今度。
★前作のレビューはこちら。
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★本日12月22日は川谷拓三(1941~1995)の命日。
この人に最も似合わないお巡りさん役で印象深かったこちらを。