謎のウィルス蔓延で感染者がゾンビ化。
もう説明する気なんか最初からないパンデの与件…って月の頭にも全く同じ文章書いてたような…。
特に西部は完全汚染都市。元の暮らしを取り戻すため、政府はゾンビの駆除を議会決定。
請け負ったのはフリーのゾンビ・ハンター。
駆除の証拠はゾンビの指。シガーカッターで指チョンパ。叺(カマス)のような袋に詰めたら地獄のサンタの出来上がり。
後から指袋横取りを狙う同業者も現れ、ハンター業界仁義無し。
「クイック&アンデッド ~未来世紀ニューウエスト~」(2006年/ジェラルド・ノット監督)
西部劇スタイルを取っていますが、時間軸が近未来なので、景観は現代でOK。
タイトルは座布団一枚ですが、いらんサブタイ考えたポニーキャニオンの担当者は減俸です。
ゾンビ・ハンターのリンは撒き餌職人ハンスから撒き餌を調達してゾンビおびき寄せ、一網打尽にしましたが、ハンスに裏切られ(商売敵のハンター、ブライスに売られ)て集めた指が水の泡。
このこすっからいねずみ男のようなハンスがいい味出しています。
リンがギターケース(中身はもちろん銃)を担いでいるので「デスペラード」も意識しているのでしょう。ハンスはブシェミの役回りです。
リンのモデルは完全にイーストウッド。目の細め方からたばこの火のつけ方まで完コピ。
役者の名前がクリント・グレン。お上手(グレンはスコット・グレンリスペクト?)。
お話は78分という短尺の割りにはもっさりもたもた。適度な休憩を挟まねばなりませんでした。
反面、ゴアはそこそこ(力の入れ所間違っています)。
画像検索の過程で同じタイトルのボドゲを発見。
アンデッドで溢れかえった西部開拓時代の小さな町、ウェストフォートを舞台にしたもののようですが、関係あるのでしょうか。
★実は西部劇とゾンビ(と言うか南北戦争とホラー)も相思相愛(だが、当たりは決して多くはない)。
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