臍曲がり過ぎだろ英国人。ブラック・サバスBESTソングTOP10 - デストピア経典～曼荼羅畑でつかまえて（三代目）

英国の新聞The Guardianのサイトが「ブラック・サバス（Black Sabbath）のBESTソング TOP10」を発表しました。

上から順番に

『Black Sabbath』『War Pigs』『After Forever』

『Sabbath Bloody Sabbath』『Symptom of the Universe』『Air Dance』

『Children of the Sea』『Heaven and Hell』『Glory Ride』『Dear Father』

ううむ。ただでさえ“オジー派”“ロニー派”という２大派閥があり、一歩遅れて“トニー派”、少数ながら根強い“イアン派”と続いて、ひねくれた“ロブ派”“グレン派”が群雄割拠という状態です。何をどう並べたって文句が出るのは必至。

にしても、ちょっと奇をてらい過ぎなんじゃないですか、英国人。

この手のランキングで『Paranoid』も『Iron Man』も入っていないってどうよ。

BESTと言うと語弊があるので、個人的な好みで10曲挙げるなら、

『War Pigs』『Sabbath Bloody Sabbath』『Die Young』

『Tomorrow’s Dream(Live At Last)』『Born Again』『Voodoo』

『Children of the Sea』『NIB』『Heaven and Hell』『Headless Cross』

辺りでしょうか（あ、俺も『Paranoid』と『Iron Man』入れてないわ。でもアルバム「PARANOID」↓は歴史的名盤。『Planet Caravan』は隠れ名曲）。

Heaven and Hell名義での来日時、『Die Young』を聴きながら（歌いながら）感極まって号泣した人間として、この曲は外せません。

イアン・ギランが参加した『悪魔の落とし子』は実は結構お気に入り。次点として『Hot Line』『Zero The Hero』とかも入れたいくらい。

トニー・マーティンはそこそこ巧いですし（『TYR』は名盤だと思います）、ライブにも2度程（コージー・パウエル在籍時とボビー・ロンディネリ在籍時）足を運びましたが、華が…（無いんですよ）ねえ…。

助っ人として瞬間的にロバート・ハルフォードがフロントマンになった事がありますが、ロブの声質はサバスの楽曲には合わないと思います。

ロブ在籍時のライブが観たい人はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=DLlFuWkwiiA

ついでにオジーとロニーがデュエットしている（ように見える）『War Pigs』のライブ映像を見つけました。

以前、矢作俊彦氏が「嵐を呼ぶ男」の裕次郎版と渡哲也版を継ぎ接いで二人がドラム合戦をしているように編集するという力技を見せた事がありますが、あれと同じパターンですね。

誰かこの手法でレインボーの歴代ボーカリストの共演映像を作ってくれませんでしょうか。

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