故ロニー・ジェイムス・ディオの姿をホログラムでフィーチャーした世界ツアー<DIORETURNS>が12月6日ドイツのブーフムで開幕しました(初音ミク方式?)。
バンドメンバーはDIOの元メンバー、クレイグ・ゴールディ(G)、サイモン・ライト(Ds)、スコット・ウォーレン(Key)、ビヨルン・エングレン(B)。
ちぃっと人選に難がありますが(特にベース)、多分仕切っているの嫁さん(ウェンディ)でしょうから、集めるに集められなかった大人の(因縁の?)事情があるのでしょう。
DIOが参加したアルバムには「RISING(RAINBOW)」、「HEAVEN AND HELL(BLACK SABBATH)」など名盤と呼ばれるものが多々ありますが、本人がやりたい事をやった、という意味でソロ・デビュー作を推したいと思います。
情念の炎~ホーリィ・ダイヴァー/ディオ
HOLY DIVER/DIO(1983)
情念の炎とはよくつけたものです。時に速く時にゆるやかに朗々と詠いあげるロニーの歌唱は正にヘヴィメタル界の北島三郎。
晩年(?)には本作の楽曲を全曲演奏する特別ツアーとか演っていましたから、本人にとってもお気に入りの1枚なのでしょう。
<DIO RETURNS>は第1弾のヨーロッパ・ツアーが今月行なわれた後、2018年に南米、オーストラリア、日本、北米でも開催される予定。
何と、日本にも来るのか。これは行かねばなるまいか…。