『筋肉の表面張力』『肉体の終着駅』と謳われた爆弾小僧、プロレスラー、ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)がお亡くなりになりました。
12月5日、死因不明、60歳(若い、若すぎる!)
キッドの試合で印象深いのはやはり、1981年4月23日、蔵前国技館に於ける初代タイガーマスクのデビュー戦。
結果的にはタイガーの引き立て役になってしまいましたが、相手がキッドだったからこそ、あの衝撃的な試合が実現したのだと思います。
得意技はダイビング・ヘッドバット、引っこ抜くような超高速ブレーンバスター。抱えて落とすツームストン・パイルドライバー、そしてヘビー級にも通用したバックドロップ。
晩年は現役時代のステロイド剤を始めとする多種の薬物群の投与や、1986年に試合中に負った椎間板の大怪我、2013年11月25日の脳卒中等の影響で車椅子生活を余儀なくされていました。
うう…いつも思う事ですが、どうしてプロレスラーの最期ってこうも悲しみに満ち溢れているのでしょう…。
従兄弟のデイビーボーイ・スミスなんか39歳で他界ですよ(2002年5月17日にカルガリーの自宅で心臓発作。ステロイド剤投与とドラッグの影響だと言われています)。
向こうでブリティッシュ・ブルドッグス再結成してください。
ご冥福をお祈りいたします。