デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ノンフィクション・・かも。 ブラジルから来た少年

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実在した「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレ博士のとんでもない野望とは。

ブラジルから来た少年
(1978年/フランクリン・J・シャフナー監督)


ナチスドイツの残党が下した密命-「欧米に住む男性94人を殺害せよ」

その裏にはアウシュヴィッツ強制収容所で“死の天使”と呼ばれた主任医官ヨーゼフ・メンゲレグレゴリー・ペック)の「ヒトラー再生(クローン化)計画」が。

お話自体はアイラ・レヴェン(「ローズマリーの赤ちゃん」書いた人)の創作ですが、近年、あながちフィクションとも言い切れないんでねか?という発見がありました。

ブラジルのカンディド・ゴドイという町では金髪・碧眼の双子が異常な高率(一般的に双子の確率は妊娠80回に1回なのに、この町では5回に1回の割合)で誕生しているのですが、この町をメンゲレは頻繁に訪れていたようなのです。

メンゲレは、アーリア人出生率を人為的に高める為に、双子を生む遺伝子操作の研究をしていました。ということは・・。

カリガリ、マブゼ、モロー、メンゲレ、ハンニバル・・・まったくドクターと名の付く奴にロクな奴はおりません。

 

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