ティータイム、さいころ倶楽部に続く放課後シリーズ、今度はていぼう(いや別にシリーズでも何でもありませんが…)。
堤防を作る土建屋さんの話…では勿論なく、釣りを嗜む女子高生の話。
絵面を見る限り堤防ではなく突堤のような気もいたしますが、何か概念的な線引きとかあるのでしょうか。
「放課後ていぼう日誌/れぽーと01・ていぼう部」
九州の海沿いの町、芦方町(福岡県に芦屋町、熊本県に芦北町というところがあるそうな)に高校進学のタイミングで引っ越してきた鶴木陽渚(つるぎひな。ヒナまつりだ!)。
入学したら手芸部に入ってキャッキャウフフな高校生活を…と思っていたのですが。
海ののんのん
入学式直前、突堤で「ていぼう部」部長、黒岩悠希(くろいわゆうき)と出会ったのが運の尽き。
部員僅少で崖っぷちのていぼう部に勧誘され…。
タコに蹂躙されるか、ていぼう部に入るか…。
しかし、生き物天敵な陽渚にとって釣りは論外人外問題外。
悠希にすすめられるまま挑戦して釣りあげてしまったタコに触手プレイをかまされ顔面蒼白、裏返して締める所見て気絶、斬り落とされた頭見て2度目の気絶。
無理無理無理無理。釣りとか無理、絶対。
入学式後、断るつもりで部室に来てみればそこに幼馴染の帆高夏海(ほだか なつみ)が。
空中胴締め落としではない。
更に大きな先輩・大野 真(おおの まこと)が登場、黒岩悠希も合流してますます断りにくい状況になりましたが意を決して…。
『わたし…釣りなんて無理です』
黒岩はしかたないと認めつつ、
『でもさ。こうやって出会ったのも何かの縁だし。記念に1回だけ、釣りやってみらん?何事も体験するっていうのは良かことばい』
『じゃあ…1回だけ』
悪魔の囁き、天使の誘惑。覗く海面には“浅き者ども”アジゴの群れが。
夏海の丁寧な指導で釣り糸を垂れる陽渚。やがて…
『釣れた…』
体験に 勝る動機の 確保無し。
釣りの面白さに目覚めた陽渚は前言撤回して「ていぼう部」に残ることに。
ていぼうのハードルは高く険しい。まずはエサの克服からだ。
あしたのためにその1:エサ
パン粉とオキアミと海水を混ぜ、抉り込むように揉むべし!揉むべし!
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