滝田監督が「おくりびと」でオスカーを獲得しました。おめでとうございます。
滝田監督と言えば「痴漢保健室」ですが(笑)、一般映画となるとやはり、
「コミック雑誌なんかいらない!」(1986年/滝田洋二郎監督)
ではないかと。
脚本・主演は「おくりびと」の主役モックンの義父、内田裕也。
ワイドショーのレポーター、キナメリ(内田)が、マイク片手に突撃取材。
逮捕直前の三浦和義(ホンモノだぞ。景山民夫のフルハム三浦じゃないぞ)にインタビューし、ヤクザの事務所(多分ホンモノ)に飛び込み、御巣高山を駆け昇ります。
キメ台詞は「恐縮です」。
バーで、安岡力也や桑名正博に『おめーにロックの何が分かるんだよ!?』と絡まれるのが笑えます。
そして、クライマックスは豊田商事事件完コピ(この時のたけしは凄いよ!)。
ここのキメ台詞は、“I Can’t Speak Fuck’n Japanese!”(何故かCan’tを英国風にカントと発音するのがちょっとお洒落)
結成当時のおニャン子クラブが拝めるだけでも貴重な映像資料です。