リメイクもされましたし、折角のお日柄なので。
「13日の金曜日・完結編」(1984年/ジョセフ・ジトー監督)
完結編(The Final Chapter)となってますが、シリーズ4作目です。
※誰も数えちゃいないと思いますが、13金は全部で10本(対フレディ入れると11本、リメイク入れると12本)あります。
1~3作目までのハイライトを繋いだオープニングは無駄に豪華。でも編集が下手だから導入部としての役割を果たしてません。
前作ラストの鉈でドタマかち割りシーンからスタート。病院の死体安置所でジェイソンがタメもなく復活して「ふりだしに戻る」。
比較的出来がいいと言われている作品なのですが、脚本家ほとんどやる気なし。
やはりジェンソンの蛮行にそれらしい動機が見当たらないのが致命的ですね。行き当たりばったりに人殺しをしているとしか思えません。
トミー少年の特技「ラバーマスク作り」が何かの伏線になっているのかと思いきや、ビタ一文絡みませんし(幼年期ジェイソンの変装も何の意味があるのやら)。
そう思うと「ハロウィン」は実に良く出来たシリーズだと思います。
登場の限定(10月31日)、目的の特定(身内殺害)、執拗なハンターの登場(ドクター・ルーミス)、超自然的存在の示唆(ブギーマン)などなど。
でも何故か知名度はジェイソンのほうが上なのよね。なんでだろ。