先週「お泊り会なのに入浴シーンがない」「月城さんの出番がない」と文句垂れましたが、今週見事にフォローしてくれました。
ターボ神回。
「先輩がうざい後輩の話／第10話・秋、あるいは日常の日々」（2021年12月11日深夜BS11放送／髙田淳演出）
食欲の秋。桜井さん体重計の残酷な数値にダイエット決意（弟・優人とランニング）。
風間に悟られまいと筋肉痛を誤魔化す桜井でしたが、X線の眼を持つ女・月城モナが腹部の変化を看破。触診敢行。
『おお、何だこの感触は…。ずっと触っていたくなる柔らかみだな』
それはセクハ…あいやグッジョブです、月城さん。
抗う桜井はもつれて風間の胸元にタッチダウン。
瞬間、風間の脳内に広がる大宇宙。溢れ出る宇宙の真理。
ユニヴァース！
余談ですが、体重計からダイエット、腹部触診という流れと言えば…。
愛のキューピットとなった月城さんは返す刀で武田先輩と一騎打ち。
勝負種目は山盛り肉まん早喰い勝負。
前のめりなラーメン屋いとまきの親父が始めた新企画。タイマン勝負で代金は負けた方の奢りなので店のリスクゼロ。
鬼の発案に呆れる武田の前に挑戦者として現れた月城さん。
『おいおい大丈夫か!? この量だぞ』
『ダヴァイ』
ダヴァイ（Давай。英語字幕だとDavai）は、状況によって意味が千変万化するロシア語を学ぶ者にとって最難関と言える単語…なんだそうです。
時に肯定、時に否定、否定混じりの肯定から謝意、雑言、相槌、促し、別れの挨拶まで。
多分この場合の正しい訳は『Come On（かかって来なさい）』。
どんな喰いっぷりを魅せるのかと思いきや、何と月城さんは超猫舌。最初の一口でギブアップ。
『私の負けだな』
臨戦態勢でポニーテールにする仕草、肉まんの中身をペロっとする様子、大ボケなオチ、大満足な月城劇場でした。
後日、社内で顔を合わせた武田と月城が親しそうに話すのを見て困惑する双葉。
これまでノーマークでしたからね。正に伏兵。
固まる双葉の表情を「私も肉まんが食べたい」だと思った武田先輩。「ちっがーう！」の抗議を込めて背中をポコポコ殴りつける双葉。
なんだこの可愛い生き物。
お話戻って桜井さん。
偶然、風間が優人にバスケのコーチをした事を知った桜井さんがお弁当作って仲間入り。
家族そろってピクニック、な雰囲気にご満悦でしたが、ここに武田、双葉、夏美が合流。特別が日常になって桜井さんご機嫌斜め（分かりやすいにも程がある）。
更に！チームに分かれて始めた試合で、熱の入った夏美の双丘が風間の背中にランデブー。
再び風間の脳内に広がるユニヴァース…は桜井ホイッスルが力ずくで阻止！
いい汗かいた所でおひらき。帰ろうとする風間の手を取る桜井さん。
『風間君はダメ！私と一緒に来てもらいます。私、風間君と遊べてないもん！』
もう隠す気ないな桜井さん。
気を聞かせた夏美が優人を引き取って銭湯チームと恋人チームに。
銭湯は何と露天付き。疑似温泉回となりました。
育たないという奇跡。
毎回日常回みたいなものなのでことさら「日常の日々」とか謳う必要もないとは思いますが、ニヤニヤの止まらない（どんどん加速がついてくる…）日常万華鏡でした。
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★本日12月13日は「双子の日」
1874年（明治7年）のこの日、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官指令が出されたそうです。
何かそれまでは「先に生まれた方を弟・妹とする」というローカル・ルールもあったらしく。
そう言えば以前「双子選手権」なんてものをやった事が…。
★そして仲代達矢（1932～）の誕生日も本日（おめでとうございます！）。
歴史的名作から「何で出ちゃったの？」な珍作まで守備範囲の広いお方。代表作数知れずですが今日はえいや！でこの1本。
★本日のTV放送❶【18:54～BSテレ東／シネマクラッシュ】
★本日のTV放送❷【21:00～BSプレミアム／プレミアムシネマ】
