デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

スネーク・フライト

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「もう頭にきた!くそったれの蛇どもが!みんなまとめてブッ殺してやる!」

サミュエル・L・ジャクソンがブチ切れた瞬間のこの爽快感はなんでしょう。

スネーク・フライト
(2006年/デビッド・R・エリス監督)


犯罪の証人ひとり消すために、ジャンボ・ジェットに数千匹の毒蛇を放つ・・・。

あり得ない展開です。

時限装置で蛇を放てるなら爆弾でいいじゃない。
「皆事故だと思う」って台詞はありますが、思わないだろ、普通。

溢れ出た蛇の大群に乳首噛まれ、ち○こ噛まれ客室大パニック。
当然のお約束でパイロットは早々にお陀仏。
乗り合わせた医者も蛇の餌。
即死を免れても蛇の種類が多すぎて血清の特定ができません。

誰もが思いつきますか「まさかやらないだろう」という必殺技をジェダイ・マスター、サミュエル尊父が豪快に披露。

クライマックスがまた「飛べ!フェニックス」テイストでグッときちゃいます。
ギャラクシー・クエスト」同様、最後に人を救うのはオタクなんですね。

尊父をアシストするスチュワーデスにジュリアナ・マーグリーズ(「ER」のキャロル・ハサウェイ婦長ね)。
ゴーストシップ」以来ですが、いい感じに香ばしいキャリアを積んでます。

男気溢れる馬鹿映画です。