デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

仕事選べよハル・ベリー。 キャットウーマン

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「ゴースト・ワールド」で、ソーラ・バーチが「キャットウーマン」のマスクを大人のおもちゃ屋で買ってました。つまりはそういう事です。

キャットウーマン(2004年/ピトフ監督)

野菜の煮込みみたいな名前の監督さんは、「ヴィドック」という良く言えばスタイリッシュ、悪く言えば中身カラッポな映画を撮ったフランス人。

今回も負けず劣らずスタイリッシュ&がらんどう(ラジー賞総なめ)。

バットマン・リターンズ」のミシェル・ファイファーが好印象だったので割り喰ってるかもしれませんが、それを差し引いても、どこから手をつけていいか分からない程突っ込み所満載。

「ハルク」「ダークマン」と同じ系に入るのでしょうが、この手の主人公に必須の「悲哀」がビタ一文ないので、水溜りほどの深みもありません(CG安っぽ過ぎるにも程があります)。

ハル・ベリーに踏まれたい(もしくは鞭打たれたい)”“シャロン・ストーンに殴られたい人限定ですね。

ところでハル・ベリーはいつから表記がハリー・ベリーになったの?