うむむ。一瞬、言葉に詰まりましたが、気を取り直して心を込めた一言を。
「うわあ、つまんねえ」
「地球が静止する日」
(2008年/スコット・デリクソン監督)
オリジナル(1951年版)が持っていた知的な要素がごっそり欠落。
謎の物体が秒速3万キロでマンハッタンに一直線。各界の専門化が理由も告げられず拉致同然で集められる序盤はテンポも良くまずまずなのですが、観れるのはここまで。
異星人クラトゥ(キアヌ・リーブス)は行動に一貫性が無く、何しに来たのか何がしたかったのか最後まで不明。
相変らず仕事を選ばないジェニファー・コネリーは偉いなぁと思いますが、見事なほど印象に残りません。
ジェニファーの死んだ夫の連れ子がウザいウザい。誰だよこの鬱陶しいガキ・・ウィル・スミスの息子? ああ、道理で。
ゴートはペプシマン+ミスターNOなデザインになっちゃったし(しかも金属腐蝕バグの集合体と来たもんだ)。
オリジナル見た時に「ゴートが思う様暴れる所を見てみたい」とは思いましたが、私が期待していたのはこうこう暴れ方じゃないんだよなあ。
★ご参考