デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

息子か。 ネバー・サレンダー/肉弾突撃

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主演・テッド・デビアス

スタン・ハンセンのパートナーという実力派でありながら、アホタレ・ビンス・マクマホンjrのマーチャンダイズ作戦で“ミリオンダラーマン”などというピエロを演じ晩節を汚してしまったあのテッド・デビアスか。もう随分な年じゃないのか。

と思ったらテッド・デビアス・ジュニアでした。なんだ息子か。

「ネバーサレンダー/肉弾突撃」(2009年/ロエル・レイネ監督)

海兵隊の狙撃兵が、東南アジアのリゾート施設を占拠したテロリストに単身立ち向かい、妻を含む人質を救い出すという「ダイハード」のバッタもん。

セガールが出てくれば即“沈黙シリーズ”になる新味の無さ。

マトリックスチックな銃撃戦と、ドニー・イエン先生が見たら“More Energy!”と絶叫して5倍速編集してしまいそうなゆる~いクンフーもあってB級感てんこ盛り。

デビアス・ジュニアの顔に特徴が無いというのが致命傷ですが、リゾート地の景観と無駄に派手な銃撃戦でそこそこ観れる内容になってはいます。

暇つぶしには最適。

因みにリングアナのコールを聞く限り、テッド・デビアスの正しい発音は、テッド・ディビアーシィ。