「ブレイブウィッチーズ」が第3話放送時点で1週スキップ。大丈夫か?燃え尽きるにはまだ早いぞ。
穴を埋めたのは姉貴分に当たる第501統合戦闘航空団。
「ストライクウィッチーズ OperationVictory Arrow vol.1 サン・トロンの雷鳴(TVフォーマット版)」(2014年/高村和宏監督)
劇場公開もされたOVA第1話。「TVフォーマット版」と言うと聞こえはいいですが、要するにオリジナル版30分を23分に短縮編集しただけです。
ロマーニャ解放(つまり「ストライクウィッチーズ2」最終話)から半月後、ベルギカ王国のサン・トロン基地。
ここには、ミーナ、バルクホルン、エーリカの3名が。そこに訪ねてきたエーリカの双子の妹ウルスラ・ハルトマン。
ウルスラの目的はジェットストライカー・ユニット試作機をはじめとした新兵器の試験データ採取。
ウルスラが広げたジェットストライカーの図面。その隅に書かれたコード番号「Me262」。
説明不要だと思いますが、ジェットストライカーのモデルは世界初の実戦配備および実戦を行ったジェット機、メッサーシュミット Me262です。
このMe262とセットで持ち込まれたのが航空機関砲Mk214。
Me262に実験搭載されたBK5機関砲の類似試作機です。実戦では使用されることのなかった武器がネウロイ相手に火を噴くとは。
終盤、エーリカが装着したMe262がエンジントラブル(実際、エンジンの信頼性の低さはMe262最大の欠点でした)。窮地を救ったのはウルスラ。その足に装着されていたのはHe162。
サラマンダーの異名を持つ単発単座ジェット戦闘機、ハインケルHe162です。
Me262、Mk214、そしてHe162。第二次世界大戦末期のドイツ軍新兵器の見本市じゃありませんか。
いやはや眼福。ウィッチーズシリーズは正しく戦争アニメであることを再確認いたしました。
一周溜めたブレイブ第4話、期待しております。