『そう…。(椎名かがりが)見つかったの』(桐生萌郁)
な、なんだその不穏なつぶやきは…。
『ちょっとヤボ用があってな』(Mr.ブラウン)
な、なんだよ、ヤボ用って…。
ルカ子の神社という灯台下暗しな場所にいた記憶喪失の椎名かがり。
未来の義母である椎名まゆりに反応はするものの記憶は戻らず。
かがりがラボに来た事をトリガーとして嫌な方向に動き出す周辺状況。
かがりの捜索を請け負った桐生萌郁の不穏なつぶやき。
溺愛する娘を預けてまで単独行動に走るMr.ブラウン。
かがりを探していた謎の外人とは?
神社でかがりに怪しい一瞥をくれるジュディ・レイエス教授。
どれがフラグでどれがミス・ディレクションなのか(あるいは全部がフラグなのか)。
皆がいた頃の幻影に苛まれる岡部。辛い、辛すぎる。
ラボでの新年会。突然切れたアマデウスとの通信。前触れなく止まったまゆりの懐中時計。嫌な予感を通り越した災厄のデジャヴ。
「動くな!」
『なん…だ…? なん…だ…よ…! これ!』