デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【脇にもモブにもドラマはある】矢野くんの普通の日々 #8 夏祭り【浴衣de花火選手権】

『羽柴、清子ちゃんのこと、諦めてないんだね』

『諦めてないって言うか…この先、吉田と両想いになる事はなくても、多分、ずっと吉田のことが好きなんだと思う』

『…そっか』


背景にもしっかり(先々を見越した)ドラマを差し込んで来る…本作の作り手は誠実です(原作では散り散りになっている細かいエピをまとめてぶっ込んできました)。

「矢野くんの普通の日々/第8話・夏祭り」(2025年11月18日深夜日本テレビ放送/小池瞳子演出)

紆余曲折の末、ついに「両想い」の確認がとれた矢野くんと吉田さん。

次のステップは「付き合う」ですが、そこは2人には想像も追いつかない未体験ゾーン。

吉田さんを好きな羽柴にとって矢野くんはライバルのはずなのに、一緒にいると何故か楽しく、気にかかり世話を焼き…。


そんな「仲良し」な二人を見てもやもやする(矢野くんと仲良しな羽柴くんに嫉妬する)吉田さん(三角関係の新しい形!)。

その羽柴が所属する野球部が公式戦勝ち進んだ(準決勝)ので、学校あげて応援(授業無し)。

『ホームラン打ったら一緒に映画とか行って欲しい…』と勢いでフライング告白した羽柴が最終回でバッターボックスに。

点差は大きく逆転はほぼ不可能。打ってほしい。でも、もしホームランを打ってしまったら…応援を躊躇する吉田さんでしたが、口をついて出た言葉は…

『頑張れ!』


打った。ホームラン(試合は負け)。試合後、『映画のことは忘れてくれ』と頭を下げる羽柴。

泉の提案で「お疲れ様&祝ホームラン会」開催。開催場所は「夏祭り」(完全にただの口実ですね、ホームラン)。

まずはカタヌキ(いきなり地味だな)。

★カタヌキと言えば…。


カタヌキしながら吉田さんが羽柴にずっと聞きたかったことを。

『羽柴くんって、矢野くんといつの間にそんなに仲良くなったの!?』


矢野争奪戦勃発。矢野との出会い(公園でパピコを分け合って、ゆらゆら遊具で峠攻め)を語る羽柴。

自分の知らない矢野くんを羽柴が知っていることに衝撃を隠せない吉田さん…の反応が面白くて次々マウントを取りに行く羽柴。


『矢野くんを羽柴くんに盗られないよう、気を引き締めます』

決意の方向を間違えているぞ、吉田さん。

改めて己が境遇を見つめ直して挽回のタイミングを計る羽柴が、出店で次々矢野くんに勝負(射的、ダーツ、金魚すくい、ヨーヨー釣り…)を挑みますが、矢野くんの動きが想定外(羽柴の勝利を惨事で上書き)で「試合に勝って勝負に負ける」連発。


全てのゲームに勝っているのに、求める賛辞が全て矢野への心配に代替され敗北感ひとしお。

ここで冒頭の泉(羽柴の幼馴染)の台詞。

『羽柴、清子ちゃんのこと、諦めてないんだね』

この二人のある意味ちょっと切ない会話を背にフードファイトを展開する賑やかし(この世界の良心とも言う)2名、柚川(成績学年3位)と田中(将来が不安になるくらい勉強についていけていない)。

『すげー! 甘いしょっぱいで無限に行ける!』

『至高のマリアージュ


現在の田中は完全に「お馬鹿」ポジ。周りが田中の真の実力を知るのはまだ少し先なのでした…。

〆はやっぱり主役の二人。途中、吉田さんが興味を示した「(子供の頃欲しかった)光る指輪」をこっそり買いに戻ってプレゼント。

好きな人の前で良い所を見せたかった羽柴と、好きな人に喜んで貰いたかった矢野くん。これが主役とモブの違いか。

渡した瞬間打ちあがる祝福の花火(羽柴完敗確定)。


夏祭り、浴衣、花火、これぞ至高のマリアージュ

という訳で特別企画「夏祭り、浴衣de花火選手権」


私たちはこれから何回の夏祭りと花火大会を目撃するんでしょうねえ…。

優勝は「大家さん」で。

 

 

 

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★本日のTV放送【19:00~BS12】