社員旅行で鬼怒川温泉に行ってまいりました。
朝風呂、朝飯、朝散歩。宿泊ホテルから鬼怒川を遡ると吊橋が。
吊橋と言ってもきっちりかっちり吊られているので、動かず軋まず緊迫感ゼロ。
う~ん、もっと右に左にブランコのように揺れてくれないと面白くないよなあ、と思いながら目線を川から上に上げると、川沿いに立ち並ぶホテルの背面が。
明らかに営業気配の無い佇まい。これって…
『廃墟じゃん!!』←テンション爆上がり
吊橋駆け抜け、石段駆け上がり正面へ。間違いありません。廃墟ホテルの群れです。
嗚呼…。人のいない建物って何でこんなに魅力的なんでしょう。
かつて栄華を誇ったかもしれない、バブリーな時代があったかもしれない、でも今は訪ねる者も迎える者もいない。
「歓迎」のプレート。しかし、そこに書くべき宿泊者の名前は無い…。
そこで働いていた人たちの残留思念が蓄積しているような雲気。
映画でも廃墟はホラー、デストピアSFの王道設定。
朝からいいもの見させてもらいました(何か普通のブログみたいだな…)。