デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

エドもびっくり。 KAIJU REMIX SERIES ゼットン/ULTRAMAN第7巻

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独自の解釈で怪獣を再構築するACROKAIJU REMIX SERIES、その最新版が発表されました。

 

モデルはゼットン。造型師は高木アキノリ氏。

 

足には皮膚のようなモールドを入れたり、背面には尻尾をつけたりと“恐竜”の要素を盛り込んだとの事。

 

確かに“宇宙恐竜”ですからね、実に正しいアプローチです。

 

シャープなシルエットは“強そう”&“悪そう”。


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足下には壊滅した科特隊本部の残骸が。ゼットン星人エドもびっくりです。

 

と、無理矢理エドに繋いだ所でULTRAMANの第7巻(明日第8巻が出るので今日時点では最新刊)も。

 

ここまで“アイドルの追っかけやってる宇宙人”だの、そのアイドルと新次郎の“ロイス・レーンとスーパーマン的ラブコメの波動”などどーでもいい展開が続いていささか食傷していたのですが、ようやくエンジン全開・本論展開。

 

ベムラーが仕組んだとされている旅客機爆破テロの生き残り北斗星3人目のウルトラマンAとなった彼の目的は同じ爆破テロの生存者・南夕子を守ること。

 

その北斗と対峙して『俺はもとより地球人じゃない』と言い放った諸星弾。

 

調停者の姿を借りた侵略者・星団評議会。その評議会が放った刺客・エースキラー

 

そして御大・早田進の参戦(現場復帰)。


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主役である新次郎が完全に空気になってしまいましたが、話が転がり始めたのは喜ばしいことです。

 

まあ要するにナワバリの分割統治と小競り合いを繰り返していた田舎のチンピラのところに、全国組織の暴力団がやってきて秩序がもたらされたと思っていたら、実は暴力団がシマの聡取りを画策していた、みたいな話です、多分。

 

それなりにスケールの大きい話になってきたので、もうちっとお付き合いいたしましょう。

 

ACROゼットン(全高約32cm。ソフビ製塗装済完成品)は201611月発売予定(税込み1万円)。


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