デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

トレホがいれば大丈夫。 デス・レース3 インフェルノ

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オリジナルの「アメリカ横断ひき逃げレース」を“ム所の敷地でドンジャラホイ”な箱庭レースに換骨奪胎(?)したポール・WS・アンダーソン製作のシリーズ3作目。

 

デス・レース3 インフェルノ

2012年/ロイス・レイネ監督)

 

時間軸は「2」の次で「1」の前。

 

今回の特徴はレースコースがアフリカのカラハリ砂漠になったこと(一応、ここの刑務所が起点になってはいる)。


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TV中継なので盛り上げるPVが随所に。

 

エリアは広くはありませんが、砂漠に点在する街(いや村か)も含んでおり、ダカールな雰囲気も醸し出しています。

 

各車に搭載した武器は予め指定されたチェックポイントを通過することによって使用可能になる変則ルール。


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武骨なデザインは結構好み。

 

更に逃亡防止のため、参加者には発信機が埋め込まれ、フライングしたり車を離れたりしたら遠隔誘導ミサイルがお出迎え。

 

主人公(ルーク・ゴス)のチームを支えるメカニックはマチェーテをスパナに持ち替えたダニー・トレホ

 

マシンに詳しい印象はビタ一文ありませんが、何故か無茶苦茶頼もしい(エアポート・シリーズに於けるジョージ・ケネディみたいなものか)。


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さて問題。右のトレホを何をしている(してもらっている)のでしょう。

 

ちゃんと1作目に繋がる作りにもなっており、メリハリの効いた(MTVにしておくのはもったいない)B級アクションでした。

 

オリジナルの精神を完全踏襲した正統派リメイクはこちら



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