
『私もみんなみたいに普通に遊んだり旅行したり、好きな人が出来て相談したり、飛んだりはねたり走ったりしたかったな』
『…カブラちゃん、走れるようになりたいかい?』
病弱な女・本田カブラは願いと共に「夜」を手に入れました。

与えたのは…
「よふかしのうた Season2/第4夜・走れるようになりたいかい?」(2025年7月25日フジテレビ放送/大西景介演出)
吸血鬼の弱点は人間だった時の私物。しかし、ナズナには人間時代の記憶がない。
唯一見つけた手掛かりが「小森第三病院の診察券」(最終受診日が30年前)。
夜の病院に忍び込んでみれば、そこにいたのはナース姿の本田カブラ。
病院内調査(徘徊?)を黙認する条件はふたつ。
❶目立たぬようナズナは看護師、夜守は入院患者に擬態する。
❷3階の突き当り「307号室」は立ち入り禁止。
307号室は「施錠」ではなく「封印」されておりました。
封印と言えば「赤いテープ」がお約束(右は黒沢清監督「回路」)。

病院に入ってからナズナの定位置が夜守の背中(ずっとおんぶ状態)なのが何か可愛い。
ちょっと降りてもらってトイレに寄った夜守をカブラが拉致。

夜の病院のトイレで後ろからナース姿のお姉さんに口を塞がれて拉致られるというシチュはちょっと憧れるものがあります(え、俺だけ?)。
カブラはネトリ趣味(他人の眷属候補を横取りしたい)があるようです(勿論、夜守はカブラの申し出を拒否)。
因みにナズナもネトラレ(NTR)というジャンルには深いこだわりがあるようで。

ナズナを見るカブラのまなざしから母性を感じ取った夜守は「実はナズナはカブラの眷属なのでは」という疑問を(キメ顔で)ぶつけますがハズレ。
夜守がいなくなってひとり取り残されたナズナは松葉づえの入院患者をおばけと勘違い。ダッシュで逃げたらブレーキ効かなくなって307号室へダイレクトイン(吸血鬼は壁やらドアやらをすり抜ける事ができます)。

307号室の内部は埃っぽいだけで普通の病室。ベッドサイドチェストの上に写真立てがひとつ。中に入っていたのは…。

ベッドに横たわるカブラとナース姿のナズナ。これは一体…。
ナースセンターに戻ると「カブラが私の眷属だったんだよ」と(キメ顔で)宣言しますがこれもハズレ。
『なんであなた達、自信満々にかっこつけて外すの?』

『かっこつけてないもん』
ナズナはカブラの眷属ではないし、カブラもナズナの眷属ではない。
ではこの写真の中にいるナズナと瓜二つの女は誰だ?
カブラが取り出してきたのは輸血パック…ではなく、吸血鬼になる前のカブラの血。人間だった頃の記憶や感情を忘れないために時折摂取している。ナズナもこの血を口にすればカブラの記憶の一部を共有できるはず。

巻き戻る時間。無理のないタイムトラベル設定です。
長期入院とたまの短期退院を繰り返しているカブラ。あれこれ親身になってくれる看護師。名前は…。
『七草さん…あの、下のお名前なんでしたっけ? 私、そっちで呼びたい』
『ハル!七草ハルだよ。よろしくね、カブラちゃん』

ハルに惹かれていくカブラ。待ちに待った一時退院。しかし友人たちとの再会はつらい記憶の1頁を増やしただけ。
再び体調を崩して再入院。苦しんでいるカブラをみて、もっと楽に生きようよ、と囁くハル。

『カブラちゃん、君はどうなりたい?』
自分の欲求に向かい合って素直に。思ったことは口に出して。
夜。屋上。そこには喫煙タイムのハル。
『タバコは嫌いです。男の人も嫌いです。お酒、嘘、約束、お母さん、お父さん、友達、ぜんぶきらい』

『これからもずっとこんな感じで生きていくのかな。嫌いなものに囲まれて。私もみんなみたいに普通に遊んだり旅行したり、好きな人が出来て相談したり、飛んだりはねたり走ったりしたかったな』
好きな人…。
『…カブラちゃん、走れるようになりたいかい?』

今回は吸血鬼カブラ誕生秘話でした。さて、カブラを吸血鬼にした七草ハルとは何者なんでしょう。七草ナズナとの関係は?
★配信の度に3回はリピートしてしまうCreepy NutsのOP曲「Mirage」。「よふかしのうた」コラボPVが公開されました。
★ご参考
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★吸血鬼繋がりと言えなくもない事もない本日のTV放送【13:40~テレビ東京】