デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【熱視線は下心】よふかしのうた Season2 ♯5【忘れ形見にコスプレを】

『ねえ、ハルさん、私、ちゃんと約束守れた? うまくできたのかな?』

本田カブラを吸血鬼にしたのはカブラが入院している病院の看護師・七草ハルでした。

そして七草ハルは七草ナズナの母親。ハルと人間の男が交わって出来たのがナズナ

つまりナズナ生まれながらの吸ナチュラル・ボーン・ヴァンパイアなのでした。

これで問題がひとつ解決しました。吸血鬼の弱点(弱体化のトリガー)は人間だった頃の(思い入れ深い)私物。

しかし、ナズナには「人間だった頃」というものが存在しないので弱点もまた存在しません。

気になるのはナズナにハル含め家族の記憶がないということですが…。

「よふかしのうたSeason2/第5夜・あなたと過ごした数年間」(2025年8月1日フジテレビ放送/武藤信宏演出)

ハルはナズナを出産した後、すべてをカブラに託して失踪。

カブラにしてみれば、惚れた女が他所で男作って妊娠。挙句、生まれた子供を押し付けられたわけで、正に貧乏くじ。「大凶」百連発級の不幸の佃煮。


そんなの嫌だ。もう殺すしかない。悲壮な思いでマンション(今もナズナが住んでいる所)の扉を開けたら中にいたのは赤ん坊ではなく…。


ハルと瓜二つの少女。流石“純血種”、成長が早い(「エンブリヨ」だ!)。

『おはよう…ナズナ


始まったカブラとナズナの生活。見た目は大人ですが、中身は赤ん坊。人間が生後1,2年の記憶を持ち合わせていないように、ナズナにもこの頃の記憶がありません。

長い髪を結えば外見はハルそのもの。自分が愛し、自分を置いていった女。

『ハルさん、どうして…どうして私を置いていったの!?どうして!?』


ここの語尾の嗚咽具合、中の人(伊藤静さん)実にいい仕事しています。

カブラにとってナズナは「思い出したくない事」の結晶であると同時に、唯一すがれる想い出のかけら。恋心は複雑です。

『もうここ(小森第三病院)には来ないで』と言われた翌日もちゃっかりやって来たナズナ&夜守にまたしてもナース服と患者服強要。


前日は夜間の不審者徘徊を疑われないようにという変装かと思いましたが違いました。

ポンデリングヘアをわざわざハルさん式編み込みに結い直しています。この人、単にナズナにハルさんのコスプレをさせたかっただけみたいです(夜守くんはおまけ)。

その熱視線はナズナも薄々気がついてはいたようで。


ナズナ、もっと近くで話した方がいいわよね。あ、どうせなら私の膝に座る? その方がよく聞こえるでしょうし。夜守くんは帰っていいわよ』


前半のクールビューティは何だったのか!?と思うポンコツっぷり(カブラ株急上昇!)。

んで結局こんな態勢に(尊い…か? いや尊い尊い)。


ハルさん失踪の理由とその後の顛末が気になりますが、それはまた別の話。

探偵さんの次のターゲットは小繁縷(こはこべ)ミドリのようですが、という事は「あの」眷属が登場するということですね。楽しみです。

おまけ


吸血鬼なりたてで、まだ自分で吸血相手を探せないカブラがナズナから血(病院の採血をちょっとずつチョロまかしたもの)を分けてもらって大はしゃぎ。


何か可愛い。

★ご参考~成長が早いと言えば…。

 

 

 

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※放送は1作目です。