
『鳴海隊長…わたし、強くなりたいです!』
眼前で父・功を識別怪獣兵器もろとも怪獣9号に捕食されてしまった四ノ宮キコル。
『私が遅いから間に合わなかった…私が弱いから助けられなかった…私のせいで逃がしてしまった…鳴海隊長…わたし、強くなりたいです』

あーこれは「SOUL★EATER」マカの、
『痛くない! 熱くない!
怖くない! 辛くない!
負けるもんか! 負けるもんか!
あんな事、二度と起こさせない…
もっと強くなるんだ!』
ですね。
届かぬ高みに手を伸ばすのはヒロインの通過儀礼です。
「怪獣8号/第17話(Season2第5話)・強くなりたい」(2025年8月16日テレビ東京放送/長田伸二演出)
防衛隊長官の殉職は日本中に衝撃を。

自責の念で式典バックレたキコルが鳴海隊長に特訓志願。
『四ノ宮、次にアイツと見(まみ)えるまでに、お前をボクの次くらいに強くしてやる。功さんに叩き込まれたことを、ボクがお前に叩き込む。喰らいついて結果を出せ。そしたら式典不参加は不問に付してやる』
『…はい…!』
そのやりとりをドア脇で聞いていた日比野カフカ。

(必ず、俺が…)
しかし、その右手の甲は怪獣化したまま。このまま変身を続ければ、人に戻れなくなる日が来るかもしれない。

第1部隊はこれからもカフカを戦力として抱えるのか。
長官無き今、それを決めるのは鳴海。
『結論を伝える。お前を防衛隊に置くことはできない』
人に戻れなくなるかもしれない奴を戦力にするわけにはいかない。それは同義的問題。しかし…。
『というのを!ぜーんぶわかった上で言う。力を貸せ、日比野カフカ』

戦場に於ける通信ですら「怪獣8号」呼ばわりだった鳴海が、ついにカフカをフルネーム呼び。
『ボクたちの本当の悔しさは、あの場にいたボクたちにしかわからない。ここで引くなんて答えをお前が出せるはずがない』
人に戻れなくなるかもしれない男が、今、人として迎え入れられました。
そして立川基地。保科第3部隊副隊長が見上げる保存カプセル。中には…
『ようやくお目覚めか。よう寝とったやないか…怪獣10号』

防衛隊のターンが始まります。
★ご参考