デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【ペニシリンの日記念】パラノイア百貨店 1990 PENICILLIN【抗生物質告発祭り】

『私の妻は半年前に死にました。体中が爛れて。ある医者に打たれたペニシリンの副作用で』

本日2月12日はペニシリンの日」

1941年(昭和16年)の今日、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功しました。

ペニシリン…世界初の抗生物質。その効能と恐怖を余すところなく叩きつけたのが、

パラノイア百貨店/PENICILLIN(1990年8月1日~5日←多分、楽日に行ってる/下北沢ザ・スズナリ/岡本圭之輔演出)

“怖いことは楽しいことなんだよ”を旗印に小劇場ブームを牽引したスプラッター小劇団「パラノイア百貨店」。

後に駅前留学NovaのCMでお茶の間にも顔を出す山崎一氏が参画しておりました。

惜しくも1992年に解散してしまいましたが、観た人の心に残した爪痕は深く大きく…。

『あなたの、奥さんですよ』

『私の妻は半年前に死にました。体中が爛(ただ)れて。ある医者に打たれたペニシリンの副作用で』

『じゃあ、誰なんです? この顔に大火傷した人は?

PENICILLIN」は医者が安易に打ったペニシリンのせいで妻を失った男の復讐劇。

医者の娘をさらって煮えたぎる油を頭からかけて顔面デロデロ。しかし、それじゃ足りない。

『あなたの娘はまだ、顔だけだ。ひろ子と同じように全身が、爛れなければねえ!

夢に出そうな台詞です。


一応、ペニシリンだけでなく、ストレプトマイシン、コリスチン、トリコマイシンとかも挙げて抗生物質の副作用(と売れるからって作り続ける製薬会社と使い続ける医療現場)を糾弾したりもしているので、社会派劇と言えなくもないですが、まあ、やりたかったんでしょう「全身油かけ」

怖いことは楽しいこと。箴言を唱えて悪夢を見ましょう

★秘蔵(笑)のチラシ

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