デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

総蛍光色ゾンビ登場。 ザ・コンヴェント 死・霊・復・活

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あまりの斬新さに誰も後追いしなかったホラー

「ザ・コンヴェント 死・霊・復・活」(1999年/マイク・メンデス監督)

40年前。一人の少女がショット・ガン片手に修道院に殴り込み。

あっという間にシスター皆殺し。以来閉鎖され廃墟となった修道院は、近所の偏差値貧乏学生の格好の肝試し場所に。

今宵も頭の中セックス一色のアホタレ学生が表敬訪問。

お出迎えはシスター・ゾンビ。光る血しぶき撒き散らす全身蛍光色の東京モード学園でこんばんわ。

何とクライマックスでエイドリアン・バーボー登場!!彼女こそ40年前に修道院を血の海にした張本人。跨るバイクのプレートは「CHRISTINE」。素晴らしい!

ここから「コマンドー」張りの大活躍を魅せるのかと思ったら、なんかちょぼーく終わってしまいました。なんと言う腰砕け。

全体的に自主映画に毛が生えた(or抜いた)程度の出来なのですが、心意気は「買い」。