デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

動乱だ!と叫んで放つ・・ 戦争の犬たち

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壁のゴキブリを平手でバン!

ダメダメな映画でも、こういう“心に残る名シーン”がひとつあるだけで深く記憶に刻まれます。

「戦争の犬たち」(1980年/ジョン・アーヴィン監督)

主演はクリストファー・ウォーケン(結構、曼荼羅畑登場率高いですね)。

前半が南アフリカ独裁政権国家の単独潜入調査、後半が傭兵部隊による同国クーデター作戦、なのですが派手なドンパチを期待してはいけません。

大体、兵舎ひとつ急襲しただけでクーデター言われてもねえ。

「ワイルド・バンチ」オマージュ(?)なカットもありましたが、比べたらペキンパーに申し訳ないでしょう。

結局、印象に残っているのは、“ゴキブリを平手でバン!”のみですが、それもまたよし、です。