京アニ久々のアタリか？ 甘城ブリリアントパーク♯1-2

 

「そもそもこのテーマパークはエンターテイメントと言うものをナメている。

　どうせ所詮子供騙しとでも思ってるのだろ？

　だが、子供を騙すのは大変なのだ！

　誰かに夢を見せたいなら、まず自分たちがその夢を信じるべきなのだ！」

 

映画館や遊園地、郷愁誘う寂れた施設を立て直すのは、それだけでロマン溢るるファンタジーの世界。

 

そこに“本当の”ファンタジー設定が加わって…。

 

久々、京アニにアタリの予感。

 

「甘城ブリリアントパーク／第1-2話」（毎週木曜深夜TBS放送／武本康弘監督）

 

とある放課後。イケメンナルシストでぼっちな高校生・可児江西也（かにえせいや）は、転校生・千斗いすずにマスケット銃を突きつけられながらデートのお誘いを受けておりました。

 

「唐突だけど、可児江西也君、次の日曜日、私と遊園地に行かない？」

 

「いや、急にそんな事言われ（バシュン！）」

 

西也が連れて行かれたのは、寂れに寂れたテーマパーク“甘城ブリリアントパーク”。

 

日曜日だと言うのに客はまばら。噴水干上がり、カエル干からび、ゴミが散乱。

 

メンテ不良の乗り物、エスカレーターより遅いフリーフォール、スピード感ゼロのジェットコースターに何故かマッハ爆走のコーヒーカップ。

 

痛すぎるアトラクション、やる気の無い従業員（エレメンタリオの精霊4人を除く）。

 

無表情で「夢が一杯の…」「愛と希望溢れる…」と施設を案内するいすずが最高。

 

一番人気のリアルキャスト、ポン太…じゃないモッフルくんはやたらと反抗的。

 中央が「フルメタル・パニック？ふもっふ」のポン太くん（原作はどちらも賀東招二）。

 

想像を絶する酷さに呆れて帰ろうとする西也の前に現れたパークの支配人・ラティファ・フルーランザ。

 

どう見ても14、5歳のお姫様コスの支配人の頼みはブリリアントパークの立て直し。

 

「西也さん、このテーマパークの支配人になってください」

 

ここまでなら熱血ビジネスドラマですが、続いて現実に蹴たぐりかます一言が。

 

「私たちは魔法の国メープルランドの住人なのです」

 

な、なんですとぉ！？ リアル・ファンタジー？！

 

「あと3か月でお客様を25万人（年間ノルマ50万人からの差分）お呼びできなければ、このパークは閉園になります。私達は居場所を失い、生きる力を失くしてしまうでしょう」

 

何というリアルな数字（浅草花やしきの入場者数が年間40万人）。話を信じてもらうためにラティファは西也に魔法をひとつプレゼント。

3ヶ月という期間限定で支配人襲名を承諾した西也。勝算はあるのか。

 

ブリリアントパーク消滅まであと82日。

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「みじけぇ夢だったなぁ…」　追悼：家弓家正氏

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声優・家弓家正さんがお亡くなりになっていた事が分かりました。

9月30日。80歳。

魔毛狂介＠1^stルパン、ムスカ@コナン、クロトワ＠ナウシカ、人形使い＠改悪前攻殻

映画ではドナルド・サザーランドのFIX。

ご冥福をお祈りいたします。

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